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さて、これがグーグルのストリートビューで見つけた、朝日東小学校創立時からの古い校舎です。第一期生として卒業した小学校。
この朝日東小学校で、小学5年から新たなスタートとなりました。
担任は大学を卒業したばかりの若い女性の先生でした。
最も印象に残る先生。大学を出たばかりで教育技術うんぬんは、劣っていたのかもしれませんが、そんなことはまったく関係がないくらい親しみが持てて、いっしょにいるだけで楽しい先生でした。
そして、男の子にとっては、ちょっとまぶしい感じの胸が大きめの先生でした。
なんのきっけかだったか忘れましたが「○○君ったら~」と言われながら、わたしの頭を横方向からギュッと抱え込むようにされ、先生の胸のふくらみを頬に感じて、あらぁ~どうしよう~~と思わず感動してしまった思い出があります(笑)。
しかし、先生にはずいぶんと迷惑もかけました。
元々、ふざけたことが好きな自分ですが、それが少しばかり行き過ぎてしまい、ひと騒動となったことがありました。
「先生が朝さ、来たときに教室に誰もいなかったらどうなるかな?」
「そりゃ、びっくりするだろ」
「そうだよなぁ」
「おもしろそうだな~」
「やってみるか?」
「え?やってみるって?」
「だからさ、誰もいなくなるってこと」
「怒られるって、でも、なんだかおもしろそう」
「やってみるか?!」
「やってみよう!」
と、アホな会話をした悪がきどもは、とある日の朝、教室の掃除用具入れや隣の空いている教室、理科室、音楽室などにバラバラに分かれて隠れてしまいました。
女子はもちろん参加しなかったので、すぐに先生にはばれました。
泣いて激怒されました。
学校全体の大騒ぎになりました。
その日の夕方は、先生が各家庭を訪問して事情を説明。
わたしも母と共に素直に頭を下げるしかありませんでした。
あんなやさしい先生を怒らせてしまったことを心底後悔しました。
やっちまったなぁ~と。
でも、それでも、先生はやさしいままの先生でいてくれたのです。
やがて、小学6年に進級しましたが、みんな同じ思いでいるんだと感じた会話がありました。
「もう6年生か」
「来年は卒業だよ」
「いやだよな、卒業って」
「うん、そうそう、そんな感じ」
「このままでいたいよ」
「今の先生のままが一番いい」
「今のこのクラスが一番いい」
「ずっとこのままが一番いい」
「そうだよな」
「でも卒業なんだよな」
「今のままがいいなぁ」
そんな素晴らしい2年間でした。
卒業式では、先生はもちろん大号泣。
わたしたちは、こころの中で何度も「ありがとう、先生ありがとう」を繰り返していました。
そして、朝日東小学校での2年間は、初恋の女の子にも出会えた時期。
「なんで、こんなにも強く、ほかの女の子を好きになれるんだろう」と、自分の恋愛感情の強烈さを自分自身で不思議に感じていた時期でもありました。
たぶん片想い?でも、消極的で引っ込み思案だった自分でなければ、あと一歩で両想いになれたような雰囲気はありました。でも、それも想い出です。
それは、また別の機会に
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