オフィシャル手ぬぐい「京の東寺大塔」
一般的に売られている手ぬぐいではあるもの、オフィシャル手ぬぐいでは珍しい?写実的な絵柄が特徴。
東寺大塔もさることながら、どうしても右奥の京都タワーに目が行ってしまうのは、右上の参拝記念のせいもあるかもしれない。
右下S.TAKEGAWA氏がこの版の作者か。
どなたか分かる方がいらっしゃれば教えていただければ幸い。
以前の六波羅蜜寺でも触れたが、2002-2003の京都長期滞在時に初日に行ったのがここ。
夕焼けがとても美しかったことを覚えている。
この長期滞在ではいくつかの京都の人たちの優しさ?(不思議さ?)に触れたのだけれど、そのうちの一つが「侘助」という千本鞍馬口近辺にあった小料理屋さんとの出会い。
(残念ながらここも今はもうない。その後の情報を知っている方がいたら教えていただきたい)
僕は最初に2週間ほど金閣寺そばのウィークリーマンションに泊まっており、船岡温泉の帰り道にふらりと立ち寄ったのがこのお店。
銭湯に入って帰るだけだったのでその時の所持金は現金が1,000円ちょっと。
当然ながら電子マネーというものはまだない時代。
扉を開けると中には客室と思わしき居間が2つ。
そのうちの1つで外国人の方がご飯を食べていた。(後で立命館大学の教授とお聞きした)
出てこられた女将さんに「1,000円ぐらいで何か食べられますか?」と聞いたら「おまかせでいいですか?」とのこと。
その後出てきた日本酒から始まった美味しい京料理の数々。
後に登場してくる森見登美彦氏ならきっと船岡山の狸に・・・となるのだろうが、まさにそんな気分。
何度も「1,000円しかないんですけど」と言ったものの、女将さんは笑って相手にしてくれない。
途中からはもうぼったくられてもいいやと諦めて、出てくる料理と日本酒を堪能した。
そしてお会計で「1,000円です」。
翌日以降、僕はこのお店にきちんとお金を持って足繁く通うことになる。
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