ミノヤキセンパイ第4弾
大阪発の着物ブランド「さく研究所」とのコラボレーションによる、
着物生活を楽しむ「帯留」発表である!
作品の購入はこちらから。http://minoyaki-senpai.jp
今回から彼ら5人のみでコラボレーション先を選び、交渉を行った。
そして大阪まで足を運び、デザイナーである小砂麻美氏より「現代の暮らしに沿う、人と着物との関わり方」について学び、以後作品についてやりとりを重ねてきた。
陶芸家は食器の制作が多いので、いいチャレンジだと思う!
今回のフライヤーは「さく研究所」が女性着物のみの取り扱いということもあり、ミノヤキセンパイ中村寿美のみが登場。
これまでの5人バージョンとはまた毛色が違う良さ、可愛さが出ていて素敵だと思う。
ジャケット撮影、ポスターとチラシの制作もミノヤキセンパイ田中 源。
これまでのプレートを利用しながらだが、いいジャケットを作ってくれた。
いくつかのバージョン違いも存在。
このあたりが田中源らしい。
トコナツ歩兵団プロデュースのもと、
2015年にミノヤキセンパイは生まれ、彼らと少なくない時間を過ごしてきた。
土岐市やNEXCO中日本という大人たちに見守られながら、
この2年間に3回の異なる業種の方たちとのコラボレーションを行い、異なるテーマの作品をリリースしてきた。
始めの頃は5〜6時間にも及ぶヘビーなMTGを月に2回も3回もしていた。
トコナツのメンバーが僕と彼らとの関係を「先生と生徒のようだ」と表したこともある。
だが実際は必死だった。
人をプロデュースするのが僕には初めての経験だった。
若手とはいえ陶芸で飯を食っているプロフェッショナルである。
だが僕もプランナー&プロデューサーとして飯を食っているプロフェッショナルである。
実際には戦っていた、というのが相応しい言い方かもしれない。
周囲の期待より少々遅かったかもしれないが、彼らは彼らなりのスピードで僕の考えを咀嚼しながら行動してきた。
今回、僕と土岐市の担当でもある神戸さんは方向性を決めるMTGのみに参加。
あとは彼らだけで自走したのは前述の通り。
ある種の手法を学んだ彼らが、自分たちの役割とやるべきことを自覚し、こうして自走し始めたことはミノヤキセンパイの大きな進化だと思っている。
だからこそ僕は次の展開を考えている。
それは次回か次々回に実現するかもしれないし、もうちょっと先のことかもしれない。
彼らの更なる成長に役立ち、彼らが陶芸家としてこの先も長く活動していくために。
そしてそれらが彼らの後に続く若い陶芸家たちにとってなんらかのヒントになるように。
そしてその結果は、必ずニッポンを楽しくしてくれるのだ!
というわけで、素敵な帯留なので是非、買ってください(笑)
★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/
★団長インタビュー
(前半)http://www.oricon.co.jp/news/2043715/full/
(後半)http://www.oricon.co.jp/news/2043924/full/
★少女と少年のひと夏のキセキの物語
トコナツ歩兵団団長・渡部祐介
初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中
夏空ブランコ/著・渡部祐介