日本橋の銭湯「世界湯」で富山を楽しむ! | 団長ブログ「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」

団長ブログ「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」

元アトラクションプランナーにして、観光プロデューサー。そして現在は企画プロデュース集団「トコナツ歩兵団」を率いて様々なプロジェクトを仕掛ける団長/プロデューサー/プランナー/小説家・渡部祐介が、「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」する!

人気ブログランキングへ
★トコナツ歩兵団公式HPはコチラ!
http://www.tokonatsu.net/
★「フォトロゲイニングNIPPON2014」第1回富士吉田大会、いよいよ募集開始!
http://photorogaining.jp/

先日、午前と午後のわずか2本ではあったのだが、
まるでセッションのようなミーティングを終え、
思わず「熱い大きな風呂に入りたい」と思ってしまった。

帰宅してから家の風呂に入ればいいのだけれど、
疲れた脳は「熱い大きな風呂」にすぐに入ることを求めていた。
かと言って、スーパー銭湯という気分ではない。
この日の僕は銭湯に行きたかった。

場所は東京・日本橋。
近くに老舗銭湯があるはずだと検索してみると、
案の定、日本橋の老舗銭湯「世界湯」さんがあった。

photo:01

Google Mapを見て行くも、少し分かりにくい。
表向きは普通の建物だが、中は昔の銭湯のまま。

古い番台に脱衣所、高い天井と壁のペンキ絵。
これが今日の僕が求めていたものである。
いつもジーンズにぶら下げている手ぬぐいの
正に活躍の場である!

半年振りぐらいに見る立山連峰を見ながら
手ぬぐいを頭に載せ、湯に浸かった。
熱い。44度。
日頃家のぬるい風呂に慣れてしまった身には
ものすごく熱い!

この日は近くで商店街の野球チームの試合があったと思われ、
夕方時の銭湯はユニフォーム姿のおじさんたちで溢れていた。
幸いにも僕より少しだけ彼らの方が早く来ていたので、
すっかり空いた湯船に、
浸かっては出て、浸かっては出てを繰り返すことができた。

ペンキ絵は以前仕事やインタビューをさせて頂いた中島盛夫氏
ここ「世界湯」のペンキ絵はペンキ絵としては珍しく

富山市から望む立山連峰が描かれている。

「立山あおぐ特等席。富山市」
と書かれてあった。
(後で調べたら店主が富山県出身とのことだそうだ)

その熱さと中島氏が描いた立山連峰のペンキ絵が
僕の脳の疲れを一気に吹き飛ばしてくれ、
僕はその日もう1件の会合に元気に向かった。

富山は寿司が信じられないほど美味しい場所である。
脳の疲れを吹っ飛ばしてくれた東京で見た立山連峰に感謝しつつ、
富山の寿司を食べに行きたいなあと思うのであった。


初小説、Amazonにて発売中!
夏空ブランコ/渡部 祐介(春十舎)
¥1,296
Amazon.co.jp