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なんだかようやく色々なことが片付き、
(まだ片付かないこともあるにはあるがそれも片付けようとしている)
文化的生活を送るゆとりってやつが戻って来つつある。
何をしていたかと言えば、日々勉強勉強また勉強。
この3ヶ月、不覚にも受験時と同じぐらい勉強してしまっていた。
いや正確に言えば、せざるを得ない環境にぶち込まれていた。
「得点取らないとこの部屋から出さないもんね」
そんな状況に置かれていた。
だが忙しくなればなるほど、苦しくなればなるほど、
僕の創作活動は活発化するのは昔からだ。
この3ヶ月、同じぐらい必死に小説を書いていた。
さてこの小説が無事難関を突破するのかしないのか。
それは神のみぞ知ることだ!
そうして試験と小説をクリアし、
春がやってきた。
様々なことをもう一度再構築する為にも、
ガソリンが必要である。

というわけで、森見氏の中でも一番好きな
「夜は短し 歩けよ乙女」を何度目か分からない再読。
京都の大学生の妄想炸裂ジョニーの恋物語ではあるが、
僕はこの物語が果てしなく好きである。
僕はかつて京都に恋をし、
仕事を2ヶ月休職して京都に短期滞在した。
その京都を舞台とした、これは観光ガイドでもある。
そして森見氏は年は僕よりも下なのであるが、
物語云々もさることながら、
その言葉遊びというか、文章遊びに至極感服する。
氏の文体は日本語だからこそ楽しめる文章なのである。
「どこまでも暴走する己のロマンチック・エンジンをとどめようがなく、
やがて私はあまりの恥ずかしさに鼻から血を噴いた。」
(「夜は短し 歩けよ乙女」より引用)
う~む、エネルギー充填中。
休養中の森見氏の回復を祈りつつ、
次なる作品を楽しみに待ちたい!
そして元気になった頃、僕は森見氏と対談をしたいと
真剣に思っている。