今週はグラフィックアーティストの春十舎こと相原一博くんと語ります!(1/5) | 団長ブログ「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」

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元アトラクションプランナーにして、観光プロデューサー。そして現在は企画プロデュース集団「トコナツ歩兵団」を率いて様々なプロジェクトを仕掛ける団長/プロデューサー/プランナー/小説家・渡部祐介が、「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」する!

さて、アパートメントの滝口くんに続いての対談は、グラフィックアーティストの春十舎(しゅんとうしゃ)、本名・相原一博(あいはらかずひろ)くんと語ります。

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彼とは今回初めて一緒に仕事(観光庁の若年層の旅行振興向けロゴ制作)をしたんですね。会うのは2度目なのですが、今回の仕事を通じ、意気投合。お互いの趣味や共通点が思っていた以上に多く、大いに盛り上がりました。

今日は彼が行きつけの恵比寿の隠れ家的なお店で対談をスタートです。


【やっぱり別人をいっぱい作りたかった

-前も聞いたんだけど、カズって相原一博(あいはらかずひろ)が本名なわけでしょ。
でもあえて相原一博じゃなく、春十舎(しゅんとうしゃ)と名乗っているわけで。
そもそも相原一博を春十舎にしようっていうのはどこから来たの?

(K)「2010年の春に独立した小さな家っていう意味なんですけどね。いや、もう正に、その名付けっていうのはそういう理由なんだけど、意味としてはやっぱり別人をいっぱい作りたかったっていうことですよね。
だから結局、相原一博だったら相原一博でしかないんだけれど、春十舎と名乗ることによって違う自分になれるというところがちょっとある。
それはいわゆる自分一辺倒のクリエイティブを出していくだけじゃなくて、自分にもやっぱりこう試練を与えていて、それだけで正しいのかっていう常に3つとか4つとかの案を出せるという意味でも、そういう屋号を立ち上げてやった方がいいかなと」

-カズはグラフィックアーティストだけど文筆家とも名乗っていてさ、いろんなことやってるでしょ。極論、都度都度別の名前でいけるわけだ。どこでも別のパーソナリティを全開にして展開できる。

(K)「そうですね!」



【極力そこからサンプルを取ろうとは思っていない


-そんなカズと今回仕事をしてさ、最初の提案のものも、ブラッシュアップされて最終形になったものも、やっぱりこれまでカズが育んできた過去の蓄積、映画とか音楽とか多分そういうものなんだろうけれど、
そういうものを非常に強く感じたのね。
それが一つ集結しているなって思ったのがカズがHPで展開している「春十舎映画祭」だと思っていて。
春十舎映画祭って、カズ自身はグラフィックをやっているにも関わらず、
映画祭を自分のHPで開いてしまうという、そのアホさとか面白さというのがあるじゃない?
カズにとって映画とか音楽とかっていうのは重要なものなの?

(K)「重要です!すごい重要!
ただなんというのかな、極力そこからサンプルを取ろうとは思っていないですよ」

-へえ!

(K)「サンプルは取ろうと思っていなくて。だから極力、人の作品を読まないようにするし、見ないようにしたいと思っているんですよ」



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【春十舎HP】
http://www.shuntosha.com/

【観光庁ロゴ ダウンロード】
http:///www.mlit.go.jp/kankocho/topics05_000038.html