小3の創立10周年記念で、全生徒一人ずつ風船を飛ばした。

住所と氏名と電話番号を付けて、音楽に合わせて空高く風に

揺られながら最後まで風船を見届けた記憶は今でもはっきり

覚えている。

 

1000個以上の風船が一斉に飛んで自分の色風船はアッとい

う見失ってしまった・・・ラブラブ

 

記念式典から1週間以上たった忘れた頃の夜に“、突然母が

“風船を受け取ったおじさんからお電話いただいたよポーン”と

 

横須賀・三浦半島の農家の畑にゆらゆらと着地していたらしい。

あれから35年以上、いやそろそろ40年に到達するのでは?と

いう果てしない長い期間、農家のお宅と両親がお中元とお歳暮の

やりとりを続けていた。

 

小4年の夏に家族で農家まで訪問したこともある。

大家族で風船を拾ってくれたおじさんには3人のお子さんがいて

一番下のコがちょうど私の1つ上だったような・・・。

当時おじさんおいくつ位だったのだろうグラサン!?

 

ずっと会っていないけれど、毎年2回夏と冬時期に三浦の野菜

(キャベツやカボチャ、スイカなど)が届く度に思い出していた。

 

そんなカボチャが今日また父経由で私の手元に3つ届いた。

おじさんはもう90歳になっているのではないか?ダッシュ

畑は息子さんが継がれているそうだが、年々縮小しているとも

聞いている。

 

このカボチャが届く度に、

今年もお野菜をいただくことが出来たと貴重な想いにひたる。

 

お中元とお歳暮で繋がる、風船によるご縁。

時折送る品物を考えることが面倒だな~と思うけれど改めて

意味のある大事なことなのだと思う。(面倒くさがっちゃ

いかんな)

 

話は変わるが、まる子の学校の保護者は必ずといって良いほど

【ご縁ですね】と言う。言われる度にハッ真顔とする。

 

きっと

人生で出会える人の数には限りがあって、出会った人間とどれ

だけ質の高い信頼関係を築くことが出来たかで幸福度は増すよう

に思う。

 

そして信頼関係は、こうしたお中元・お歳暮のように

自然体でお互いが努力?敬意や感謝の念をもっていることが

きっと大切なのかも・・・

 

偶然のようで出会いは必然であり、きっと何か意味がある。

大切に丁寧に関係を続けていきたいと改めて思う。