まる子と暮らして13年、記憶の限りでは彼女が私の前で泣いたこと
5回もないと思う。乳幼児あるあるの予防接種とか保育園初登校とか
普通ぎゃん泣きするシーンも、まる子は泣かない・・・夜泣きもゼロ
だったキャラ。
が
1年前の今日、1日校の結果を2日校の受験後(正確には今の学校)
に知らされて、そのままgo to塾・・・チュータ先生と1時間、箱
テッシュの底が付くほど使いきり、小部屋で先生の前で泣いた
泣きまくった・・・らしい。
悔しさと
絶望の涙と
この先どうしたらいいか見えない不安の涙
のように見えた。
待機中の私も、参ったなと思う一方で、実力校(私の母校)と今
の学校のどっちか合格はあるか(今夜の発表)と思いきや
1日PMの滑り止めが落ちた(模擬判定の全てが合格8~10割の所だよ)
ので半ば信じられず・・・3日に本命校の再チャレをするか否か志望校を
変えるかでぐるぐる考えていた。
腹痛による地球逆転現象がここまで尾を引くとは一ミリも考えてこなかった。
1年明けて、改めて考えてみると
本命校へのまる子の想いが強すぎた故に引き起こした想定外の〇〇痛・・
(大学受験は絶対コントロールする)による悲劇。この想いの強さってさ
今思うと、塾が作り出したものに過ぎなかったのかもしれない。1つ言える
のは絶対に親ではない=親の憧れ校は英語優位な別校だったんだもん。
塾では、合格指定校15校が定められており、そこをメダル校として3冠とか多冠
とされている。掲載基準は単純に伝統有名校と偏差値上位のみ。
これは今思うと、ビジネス上の都合というべきか次世代の広報ネタに使うだけ。
子供達はその学校こそ価値があるって大きく勘違いするよね。
あれは、ないな=が1年後の所感。当時気が付かなったというのも親の失点
3日に爆底力を出し補欠合格(繰り上げ番号が付いた合格)にひっかかったのだが、
入学していたら、きっと平均点取れたらいいって、我々親は中受燃え尽き・感無量的
境地で、再び放置プレー(成績下位低迷)だったに違いないと思う。
あの指定校掲示がなかったら、ひょっとしたら腹痛なんて(自分でプレッシャーを
創ってしまったのだ)なかったのでは?とすら思う。
それに、別に指定校以外で
素晴らしい学校ってさ いっーぱいあるじゃんよ~。
なんか偏った塾でうまくビジネスの餌として洗脳されてしまったものだよと思う。
新4年生の時、塾比較をして日能研がうちには合っており一番いいと思っていた。
試験内容が基礎力を問うものであり受験後にも役に立ちそうな直感があったから。
でも、まる子は激嫌がった。入塾試験結果を比較すると日能研スコアが一番高かっ
たにも関わらず。一番スコアが低くでた塾へ自ら喜んで入塾を決めたのだった。
10年も満たない人生観で、本人優位に選択をさせることが本当に良いかは疑わしい。
ある程度は親が先導し、親管理が必要となる中学受験のリアルをもう少し向き合うべ
きだったし、何よりまる子という人間性を正しく理解できていなかったのだ。てか
すぐそばにいる人間、家族のことが一番分からないのかもしれない。
after中受シリーズも⑩巻で終了とし、第二戦(2人目のこと)があるならまだしも
一人っ子の子育てだよ。泣いても笑っても全ては1回きり。
そろそろ本格的に終わったことを考えるのは辞めることにしよう。
新中二ライフの充実に向かって、自己満足でいい
悔いのない子育てにしたい。