アメリカ現地時間で6月27日夜、日本時間では6月28日の午前中に、アメリカのバイデン大統領と、前大統領のトランプさんの討論会がCNN主催で開催されて、YoutubeでLIVE配信されました。

バイデンさんも、トランプさんも、それぞれの党の大統領候補の正式指名を受けるまでに討論するという、前代未聞の討論会。

観衆はなしで、相手が話している時にはマイクをオフしないといけない(前回トランプさんのさえぎりがすごかったですからね・・・)というルールを決めた上での討論会というもの前例がなかった。

 

どんな討論になるのかなあ?と興味深く見ていたのですが。

いや~、バイデンさんの年寄り感が際立ったしまった~。

 

討論会の後の評価も、多くのコメンテーターが、バイデンさんのパフォーマンスがまずかったという見解でした。

 

バイデンさんがなんか元気ない感じに見えた。(トランプさんが元気いっぱいでマシンガンみたいに話すので対照が際立った)

時々咳をして、おいおい、大丈夫か?と心配しちゃうシーンが数回あった。

質問が何かわからず司会者に聞き返すシーンがあった。

言いよどんだり、考えちゃうシーンがあった。

 

と、いう感じで、とにかく、バイデンさんがお年を召されていますね~と、82歳という年齢が前面に出ちゃって。声もトランプさんに比べて小さいし、か細いし。

2024年に大統領になったら4年の任期が終わるときは86歳ですが、その年齢についてどう思うか?と司会者に聞かれて、言葉につまるバイデンさん・・・。

いや、なんか、86歳って大丈夫なのか!?と、あのシーンを見たアメリカの視聴者は頭にクエスチョンマークが浮かんだのではないだろうか、たとえ、バイデンさん支持の人でも。

 

トランプさんは、相変わらずあることないことをまくしたてていましたが。とにかく元気なんですよね~。弁舌がさえていて。

ロシアやガザ問題についてもめちゃくちゃなこと言っていたけれど、ロシアがウクライナ侵略したのは、アメリカが(バイデン大統領のときに)アフガニスタンから無様な形で撤退したからだと、え?そういうことなの?とびっくりするような論を展開していましたが。

しかし、トランプさんはいつもよりは、お利口さんな態度で話していました。

 

何の先入観もなくこの2人の討論を見たら、誰もがトランプさんの方が大統領にふさわしいと思うのでは!?

 

まずいね~、バイデンさん。

民主党の中からも、この討論会のバイデンさんのパフォーマンスは最悪だ・・・という人もいて。

バイデンさんじゃない大統領候補者を選んだ方がいいというコメンテーターもいました。

バイデンさんを2024年に大統領に選ぶということは、副大統領のカマラ・ハリスを大統領に選ぶというのが実態なんだ、それで納得できるか?というコメンテーターもいて。

そういわれると、う~~~~~んと思っちゃいますねえ。

 

討論会前でも、アメリカでは、大統領としてはトランプさんが48%、バイデンさん46%の支持率と、トランプさんの方が上回っているのですよね。

大統領としてのメンタルヘルスは大丈夫か?という問いには、バイデンさんに対し54%が不安、トランプさんには49%が不安というアンケート結果が出ていて、むちゃくちゃいうトランプさんのメンタルヘルスも心配だけど、それよりバイデンさんの劣化したように見える認知機能が心配だという人が増えている・・・。

 

これは。本当に。ついに。

「もしトラ」がリアルになる!?

トランプさんの大統領への復帰か!?

え~!?本当に!?

 

バイデンVSトランプの討論会は2回目が9月にありますが。

2回目でそうとうバイデンさんが頑張らないと、1回目のプア・パフォーマンスを挽回できないのではないだろうか。

 

どうなっちゃうの、アメリカ大統領選挙!?

そしてウクライナは?ガザは?

日本の安全保障は?

激動の2024年は11月にクライマックスを迎えます。