またまた訃報が・・・。

俳優ドナルド・サザーランドさんが永眠しました。88歳。

ドラマ24のキーファー・サザーランドのお父さんと言ったほうが、若い方にはわかりやすいかな。

私は、キーファーよりも、お父さんのドナルドの方が俳優として断然好きでした。

何と言っても、この方の目!吸い込まれるような青い目は、年取ってからも変わらず。

気高い雰囲気で、俳優オーラとはこういうものかと思いました。

 

私がドナルドを知ったのは映画「鷲は舞い降りた」を見てからです。

ジャック・ヒギンズ原作の「鷲は舞い降りた」を映画化したもの。

アイルランド独立運動の闘士、リーアム・デブリン役。

第二次世界大戦中、イギリスのウィンストン・チャーチルを暗殺しようとイギリスの田舎町に潜り込むドイツ軍のスパイ達に協力するアイルランド独立運動の闘士の役でした。

私はジャック・ヒギンズの大ファンなので、この映画もわくわくしながらDVDで見ました。ドナルドは、リーアム役にぴったりはまっていて、若かりしドナルドのハンサムで責務と恋の狭間で悩む姿にドキドキしました。

「鷲は舞い降りた」は小説も映画も名作だと思います。

映画の方は、アマゾンプライムに降りてないのよねえ。ぜひデジタル配信してほしです。

 

そしてドナルドの魅力的な目がすごく輝いているもう一つの映画が「針の眼」。

ドナルドはドイツのスパイ役。第二次世界大戦下のイギリスで、暗号名は「針」というスパイ、フェイバーが、連合軍の上陸地点を探り出しドイツ側に知らせようとイギリスを脱出する過程で暴風雨で離れ小島に漂着してしまうのですが。そこに半身不随の灯台守と美しい妻がいました。フェイバーはその妻に恋してしまい・・・。

こちらもドナルドの魅力が炸裂。

原作はケン・フォレットの「針の眼」ですが、こちらの小説の方はですね・・・ちょっとね(笑)。かなりエロです(笑)。

面白いのですけども。

断然、映画の方が面白いと私は思います。

 

俳優らしい俳優。

立っているだけで、その場にオーラを放つ。

ドナルド・サザーランドはそんな俳優さんだったと思います。

また一人、素晴らしい俳優がこの世を去ってしまいました。

いや~、クリント・イーストウッドさんには頑張ってほしいわ~。

 

ドナルド・サザーランドさんのご冥福をお祈りいたします。