現在、私の「資産運用」は、

①いまだに売却せずしつこく持っている日経平均株価のインデックスファンド

➁ideco(アメリカ株のETFで運用)

➂会社務めしていた頃ボーナスの一部が現物支給になってもらった会社の株式

の3つです。

他の投資信託などは、シニア愛犬の病院代にすごくお金がかかるので、すべて売却してしまった。

 

このうち➂のボーナス代わりの現物支給の会社の株式が、私を悲しませているのです。

フランスの金融機関の株式なのですが。

これほど日本やアメリカ株が上昇し、最高値を更新している中でも、ずーっと停滞。私が退職した後も、ロシアのウクライナ侵攻とかいろいろあったし、株価は小刻みに動きながらもほぼ停滞していました。

いや~株価が上がらないな~と思っていたけれど。

ここ数日は上がらないところか急落。

マクロン大統領のせいです~(泣)。

 

6月9日、フランスのマクロン大統領が、国民議会(下院)の解散と総選挙の実施を突然発表したのです。

9日に、欧州議会選で、マクロン氏の与党連合が右翼の国民連合(RN)(マリールペンさんがいる政党ですね)に大敗して。マクロンさん、「私は何ごともなかったかのように振る舞うことはできない」とテレビ演説して、6月30日に総選挙すると爆弾宣言。

選挙で大敗した後の突然の総選挙。Snap electionと言います。まさかの展開。マクロンの危険な賭け。

「本当にあなた方は右翼に国を牛耳らせていいのか!?」と、フランス国民に問うているわけです。

「ラ・マルセイエーズ」の国が、右翼政党にこんなに票をいれるとはびっくりだけど。

マクロンさんは、フランス国民に「冷静になって国のこの先を考えてみてくれ」と呼び掛けているわけです。

その肝っ玉はすごいと思うけど。

マクロンさんの演説を受けて、フランス金融機関の株価は急落。

私が持っている株式の価格も急落。

ここ数年ほとんど上がっていなかったのに、加えて更に下がるとは・・・。

通貨ユーロも下がっていたぞ。

私にとってはダブルパンチ。

 

まあ、すぐこの株式を売却するつもりはないので、6月30日の総選挙の結果を待ちたいですが。

マクロンさんの賭けが今回成功して。目が覚めたフランス国民が与党指示の投票をすれば、株価は回復すると思うけど。

賭けが失敗に終わり、右翼政党が政権を取った場合、株価は更に下がると思う・・・。

資産運用は長期投資が基本。5年は持っている必要あり。そう思っているけれど。もうとっくに5年過ぎたぞー。

フランス国民よ、日本の一市民のためにも、もう一度どの政党に投票すべきか冷静になって考えてくだされ~!

 

そして。

もし、マクロンさんの危険な賭けが成功した場合。

日本の岸田首相は、同じことをするのではないか・・・全然回復しない支持率だけど、それならそれで危険な賭けで本当に自民党以外の政党に政権任せますか!?と解散総選挙に打ってでるのではないか・・・などと、私はちょっと思っております。