2021年12月末に21年間務めた会社を退職した私。

退職後はそれまで会社員時代の健康保険組合に継続して加入し、いわゆる任意継続保険になっていました。

会社員時代は健康保険料の半分は会社が支払ってくれるけど、退職したら全額自分で払わないといけない。

しかし、健康保険に入らないわけにはいかない。それで任意継続を続けていました。

しかし任意継続保険は退職してから2年間が限度です。

2024年1月からは、任意継続保険から追い出され、国民健康保険に加入。

任意継続から国民健康保険への切り替え事態は、郵送で申請して郵送で保険証が送られてくるのでスムーズに昨年12月中に終わりました。

窓口に行って申請しないといけないと思っていたから、区役所のホームページから申請書類PDFを印刷して、必要な添付書類を付けて郵送ですべて手続きが終わるとは嬉しい驚きでした。

会社を退職したことに関わる手続きがまた一つ無事完了して、ほっとしたのもつかの間。

2024年1月から3月までの国民健康保険料を支払って下さいという請求書がきました。その金額を見てびっくり。

思わず「なんじゃこりゃ~!!」と声をあげてしまいました。

任意継続保険料よりも高いし、第一こんな金額、今自営業で細々と暮らしている私にどうやって払えというのよ!と思わず雄たけびを上げてしまうほどの金額でした・・・。

 

あれ、こんなはずでは・・・。私、なにか、計算間違いしてた??

いや、これは区役所が間違えいるのでじゃない??

 

納得できなかった私は区役所の担当窓口に電話しました。

そして・・・保険料の金額に間違いがないことを確認しました・・・。

 

国民健康保険料の金額は前の年の所得に応じて決められるのですが。

2024年分は2023年分の所得に基づいて決められると私は思っていたのですが。「前の年」って「年度」だったのですね・・・。

2024年の1月~3月は、2023年ではなく、2022年1月~12月の収入に基づいて、保険料の金額が決定されるのでした。

2022年というと、退職して1年目で、時間差で払われるボーナスなど、まだ会社から収入がある程度あった年・・・。

その金額に基づいて、2024年の1~3月の国民健康保険料の金額が決定されたので「なんじゃこりゃ~!!」という金額になったのでした。

 

区役所の窓口に

「この金額はさすがにひどいと思うんです・・・この金額は私の3カ月分の食費ですよ。今は退職してますし、こんな金額をどうやって払えというのですか・・・」

とアピールしてみたのですが

「前年度の収入に応じて計算されますので」と冷たく言われてしまった・・・。

まあ、仕方ないから払いましたけど。

国民健康保険料も、会社が半分払ってくれることはないから、全額自分で払わないといけないから高く感じるっていうこともあるけれど。

それにしても、この計算方法がそもそも保険者の負担が高すぎるのではないか⁉

自民党は裏金とか作っているヒマがあったら、国民健康保険に国の助成金でも入れてくれ~。

 

2024年4月からは、2023年1月~12月の収入に応じて保険料が計算されるので、保険料は下がるはず。

でも、保険料を下げるために、収入が下がることを喜ぶって、なんだか本末転倒ではないか⁉

 

調べてみると、国民健康保険料の高さを嘆く自営業者の声は多く。

収入の14%くらいが健康保険料としてもっていかれるという・・・。

いや、それ、労働意欲めっちゃ削がれるのですけど・・・(泣)

 

かといって日本は国民皆保険制度ですから、保険料高いからやめます、病気になったらその時に自費で払いますってわけにもいかない・・・。

私は今初めて、アメリカ人がなぜ国民皆保険制度にあんなに反対するのかよくわかりました・・・。

 

だから、やっぱり、自民党さん、裏金作っているヒマあったら、国民健康保険の財源に国の助成金を出してほしいです~。