6月9日は「ネッシーの日」でした。

スコットランドのネス湖に棲息するといわれた怪獣、ネッシー。

そのネッシーの目撃写真と言われる物が新聞に始めて掲載された日が1933年6月9日だったので、6月9日がネッシーの日に定められたということです。

誰もが一度は見た事あるのではないだろうか。ネッシーの長い首が黒い湖から出ている写真を。

以前も書いたけれど、ネッシーにロマンを感じる私。

ネッシー写真は捏造だと写真提供者が後年告白しているけれど。

ネス湖に何か大きな生物が住んでいてもおかしくない・・・と思うくらい、ネス湖は巨大ですからね。

ネッシーへのロマンを捨てきれない私です。

 

 

ネッシー・ハンターとして1991年からずっとネス湖畔に棲みネッシーを目撃することをライフワークにしているスティーブ・フェルサムさんの人生にちょっと憧れています。

スティーブさんはネス湖のネッシーに魅せられ、観察当初「何か」を目撃して、もう一度その「何か」をとらえるために、仕事をやめて家を売って、ネス湖畔に住んでひたすらネッシー・ハンティングの日々を送っています。

髪の毛が真っ白になっていて、歳月を感じさせるスティーブさんの姿ですが。

30年以上もの長い間、ネッシーを見つけるという一つの目標にすべての情熱を燃やし続けるスティーブさんの人生に魅かれます。

そんな情熱の対象を見つけることができたスティーブさんの人生は、とても幸福なのではないだろうか。

2023年5月にBBCのラジオにスティーブさんは登場して、変わらぬネッシー・ハンティングへのパッションを語ったそうです。

お元気で何よりです。

 

デジタル化時代、スティーブさんもホームページやFacebookやブログ等で、自分のネッシー・ハンティングの様子を発信し続けています。

https://www.nessiehunter.co.uk/

 

 

スティーブさんの自己紹介の文章で、私がとても好きな文があります。

 

Have I ever regretted my decision?
Never, not for one second.
I love my life, it’s an adventure.

 

私が自分の決意(ここでは「自分が選択した人生」という意味に近い)を後悔したことがあるかって?

一度もないよ。一秒だってね。(ここ大きな文字で書かれています)

私は自分の人生を愛している、それは冒険そのものだ。

 

ネッシーだろうと、クッシーだろうと、何だろうと、スティーブさんのように言いきれる人生のパッションの対象と巡り合えた人は幸せだと思うのです。

果たして私にそう言い切れる対象があるだろうか?

「あります!」と言い切れない私は、やっぱりスティーブさんに憧れてしまうのだ。

スティーブさんに会いにスコットランドに行きたいなあ。