究極の部屋付き露天風呂 清楓亭 | 真子 旅先にて

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福島県の清楓亭は 客室露天風呂の究極のスタイル

この宿の客室風呂は別格ですよ。

なにしろ、一度に10人は入れるほどの広大な湯舟に

誰もが驚かされます。

小さな宿であれば、大浴場レベルの広さ!なんですよ。

さらに驚かされるのは、お湯が循環されていないということ。

つまり“源泉100%かけ流し”で、この巨大な湯舟に

お湯が満たされているというのだ。

しかも、温度調節で水は使用していない。

湯舟に注がれる湯量で調節している。

これは凄い。

客室露天風呂で、これだけ広いところはなかなか無い。

源泉をそのまま注ぐ客室露天風呂としては日本最大級と

言っていいほどの規模ですよ。

贅沢極まりない空間です。

泉質は自家源泉の「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉」で、

地下1000mから汲み上げるそのお湯は、湯舟に注がれると

なんと神秘的な翡翠色に見えてしまう。

成分も申し分ない。pH値7.8は、アルカリ性よりの中性。

この大きな浴槽には、さらに面白い“仕掛け”がある。

湯舟に“仕切り”が設けてある。

これは、当たり前のようにお湯の注ぎ口が近い方が熱く、

遠い方がぬるめになる。

熱いお湯が好きな方とぬるめが好きな方と両方とも

満足できるというわけ。

客室露天風呂は七割がた覆われているので、雨や雪の季節

でも安心して湯浴みができるはず。

昼間に入る場合、紫外線が気になる女性にも、屋根は必要な

のだろう。

だからこそ温泉を好きな時間に好きなだけ入れる、究極の贅沢を

このお風呂で味わえる。

当然 客室露天風呂で泳いでいる。

こういった客室露天風呂が、全11室に備わっている。すべて

同タイプの造りとなっているそうだ。

一部屋の1日あたりの温泉の使用量は冬で30~40トン、夏でも17トン以上というから驚きだ。

内湯も同じくお湯のコックをひねると源泉100%だ。

カラダを洗ったり、夜中の寒い時間には利用価値は高い。