誕生日 | 夏菜どうでしょう

夏菜どうでしょう

ブログを書いている限り、無事です。

さ、 仕事が決まったり順調に生活しております。

かねてから欲しかったカナダのクレジットカードも仕事があることによりスムーズにゲットしたり

初めてのペイチェック(給料)も貰いました。といっても入った日が締め日の1日前だったので1日分の給料ですが。


こちらは給料日が月に2回あるみたいで、モチベーションも上がり生活面でもありがたい。


銀行に振り込まれる場合もありますが小切手みたいな紙を渡され、

それを銀行の窓口に持っていくと口座に入れてくれます。


日本で働いていた時の初給料もそれはそれは嬉しかったけど、

カナダドルを稼いだと思うとじわじわ嬉しかったです。


当時の初給料は"無事に社会人になりましたありがとう"の感謝をこめて

じーちゃんばーちゃんそして家族みんなにお寿司を食べてもらいました。


今回も頑張ってこいと言ってくれた人にお返ししたいと思ってますが、

はなくそみたいな給料なのでもう少しがんばってから実行したいと思います。





さ、 ともあれ今年の夏で26歳になりました。




北米で迎える2回目の誕生日、






去年はアラスカ州ジュノーで迎えました。


ブログを読み返してみると1年がはやいですねー



今よりはるかに英語が喋れなくて聞こえないのによく行ったなと思います。


人間、度胸と笑顔さえあればどこでもなんとかなるもんです。



絶対1人で迎える誕生日だと思った去年、、


1ヶ月間だけ借りた部屋のルームメイトに誕生日だから飲みに行こうと誘ってもらいました



左から2番目のサミエルくんはケーキも買ってきてくれた。


サミエルくんには「夏菜は英語早く勉強したほうがいい」と出来な過ぎて散々呆れられてたけど

なんだかんだ言っていいヤツだ。





そして今年、、、、





なんと氷河の目の前で迎えた誕生日…!






場所はホワイトホースからクルマで4時間

Samuel Glacier(サミュエルグレイシャー)というところ


わりとメジャーで、もう山を越えればそこはアラスカ。というロケーション



といっても2泊3日のバックパッキングで誰ひとりとして出会わなかった、、、


さすがユーコン、、。




連れて行ってくれた山のプロでさえ、

行ったことないからすごいかどうかわからないけど、行ってみよう!というノリで出発。




そしたら想像以上の氷河の近さとでかさと数におったまげ!



近いといっても何百メートルもあるけども、でかすぎて視界におさまんない!






トレイルヘッドからすでに氷河が見えていていたけど、だんだん近づくにつれ

あっちにも氷河、こっちにも氷河、という感じ。









4時間ほどトレイルを歩く








たまに小さい小川をきゃっきゃ言いながら渡ったり



これが意外と楽しい






荷物が歩いているかのような大きいザックが肩に食い込む







そして5,6時間歩くとトレイルすら無くなりもはやそこは人間の世界ではなく

そのままの自然、野生動物の世界




どこ歩いてもいいもんね!誰にも怒られないもんね!


私達がおじゃましますよーっという雰囲気に勝手になるぐらい自然のインパクトが強い場所でした。








テントを設営して、なにが怖いってクマが怖いから

食糧、はみがきこ、日焼け止めまでこのベアーキャニスターと呼ばれるものに入れ


食べるならこっちを食べてくれ!!!

と言わんばかりにテントから最低50m離しておかなければいけません。




どこにでも料理にはほんだしを持ち歩く日本人







なにも特別じゃないし質素なごはんなのにわくわくしちゃうキャンプ








2日目はキャンプをベースにして氷河のまわりをハイキングしたりしました。



美味しいレストランでも、プレゼントも何もないけど


生まれて初めて、夏生まれで良かったと思いました。


だってここの夏は最高だもの!!!

植物はいきいきしてて、野草や花が咲き乱れて太陽が気持ち良くて、、、



いつもは暑くてジメジメして、かーちゃんも厳しい季節に産んだなぁ!なんてよく思ってたけど





人生ってなんて楽しいんだろうと思った1年に1回のこの日




また1年がんばろう!とやる気が出た誕生日でした。