認知症になって、

 

徐々に、いろいろなことが出来なくなっても

 

すぐに記憶が消えても

 

すっとんきょうびっくりな、ことを言っても

 

まだ許せる。

 

 

しかし認知症になったからといって、自分の命を守る行動をとることだけは、

 

忘れないでほしい。

 

 

気温30℃以上の場所で、ずっと冬服でいるのは、やめてほしい。

 

 

「熱中症になるよ」と言っても、「このままでいい」と言う。びっくり

 

 

高齢者は暑さ寒さの感度が鈍いと聞いてはいるけれど

 

「おぉ~暑い」とずっと言いながら、母のじっとしている様を見ていると、

 

さながら我慢大会のようで。

 

 

冬服はお気に入りのもので、「持って帰りたい」ため

 

着用したほうが荷物にならなくて便利だと言う。

 

 

そうか、徘徊のためか...。

 

 

結局無理やりというか、あの手この手でクーラーの効いた部屋へ。

 

認知症の人は、気温が命取りになることを分かっていない...。

 

 

こんな基礎的なことだけでも、本人に理解してもらえる日が来たら

 

少しだけ、自立に近づいたと言えるのではないでしょうか。

 

カキ氷