レカネマブについて調べてみると、誰でも考えそうなことがある、と思うのです。

 

アルツハイマー型認知症はその発症の20年、30年前から脳内にアミロイドβ(ベータ)というたんぱく質が蓄積し、そして脳の神経細胞を破壊して、認知症を引き起こします。

 

レカネマブは、このアミロイドβというたんぱく質に直接働きかけて、除去するもの。

 

それだったら、認知症を発症してからではなく(認知症の軽度の状態ではなく)、アミロイドβが脳内に溜まったら(または溜まり始めたら)、取り除くようにしたらどうでしょうか。

 

それって、そんなに困難なこと?

 

アミロイドβの脳内蓄積に関しては、PET(保険適用外)や脳髄液検査で調べることができます。

 

通常の病気の場合、悪質物質が体のどこかに蓄積し始めたら、薬や手術でその悪質物質や部位を取り除き、そこが癌化しないようにすると思います。

 

アルツハイマー型認知症は、軽度のMCIの状態になって初めて治療を受けられる。ドネペジルやレカネマブなどで。

 

それで、いったいどれくらいの期間、進行を抑制できるのでしょうか?

 

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            毎日庭の片隅に現われてきたハナアブたち 

            よく働く 2023.11.