前記事からの
ブルース・ガイチ。
1953年生まれ、シカゴ出身。
そして、
リチャード・マークス。
1963年生まれ、シカゴ出身。
二人は、シカゴ時代からの親友らしい。
1987年、アルバム『 Richard Marx』でデビューしたリチャード・マークス。
と、同時に、デビューシングル、『Don't Mean Nothing』が、全米3位になって、注目を集めた。
ブルース・ガイチとリチャード・マークス、二人の共作。
レコーディングでは、ギターにジョー・ウォルシュ、
バック・ボーカル、コーラスは、ティモシー・B・シュミット、そして、ランディ・マイズナー。
イーグルス組が、サポートしているんです。
今日は、ランディとティモシーがコーラス参加した日の1988年のライブをお聴きください。
若く勢いのあるリチャード・マークスのライブに、二人のコーラスは、優しく華やぎます。
珍しく髪がショートのランディ(笑)
42歳の頃。
その翌年、ブルース・ガイチとリチャード・マークス、
二人がランディのために書いた曲が、『Nothin' To Hide』
1969年、ポコのデビュー前に脱退したランディが20年後、
1989年、再結成で初めてポコでリード・ボーカルをとった曲。
アルバム『Legacy』では、リード・ボーカルを3曲とっていますが、
ガイチ&マークス共作のこの曲だけ、リチャード・マークスがプロデュース。
全米で10位(アダルト・コンテンポラリー)。
“夏海の気楽に行こうよ”の方では、何回もご紹介してきた曲ではありますが、
コチラでもお聴きください。
今年3月、Ultimate Classic Rockから発表された
“ランディ・マイズナーのベスト・ソングTOP10”でも、10位にランクインしていました。
決してパワフルではないけれど、湧き上がるようなランディの歌声。
心の機微を感じます。
『Don't Mean Nothing』
━─━─ Richard Marx(Live in Hollywood 1988)
『Nothin' To Hide』 - Poco
━─━─Words & Music by R. Marx & B. Gaitsch