An American Dream ★ The Dart Band


Nitty Gritty Dirt Band(ニッティ・グリッティ・ダート・バンド)


1966年、カリフォルニア州ロングビーチで結成された・・・元は、ジャグ・バンドとして

スタートしていますが、フォーク、カントリー、ブルーグラス、R&B等々、

オールド・アメリカン・ミュージックを得意とするカントリー系ロック・バンド。


スタート時には、ジャクソン・ブラウンも在籍していたんですよね。

早々に脱退して、アサイラムからソロ・デビューしています。

多くのミュージシャンが、出入りしていて、バーニー・レドンもイーグルス脱退後、

しばらくして、1987年頃の約1年、在籍していました。

現在は、ボブ・カーペンター、ジミー・ファッデン、ジェフ・ハンナ、

そして、ジョン・マクユーアンの4人で活動中。


カントリー・ロックの名盤として長く愛聴されている、1970年のアルバム

『Uncle Charlie & His Dog Teddy』は、当時の若い新しい世代・・・

ケニー・ロギンス、マイク・ネスミス、ランディ・ニューマン・・といった、

ソングライターの作品が多く使われています。

私のもう一つのブログ‘気楽に行こうよ’でご紹介した

ケニー・ロギンス(ロギンス&メッシーナ)の「プー横丁の家」

先に、このアルバムで歌われ、シングルカット、ロギンスの名を一躍高めたのでした。






そんな、ニッティ・グリッティ・ダート・バンド。

(もっと、書きたい感じではありますが、今日は、この辺でσ(^_^;))


70年代後半には、時代が変わる中で、名前を短く(笑)

‘The Dirt Band’(ザ・ダート・バンド)に改名。

方向性もポップに。

昨日、久しぶりに耳にして、懐かしいこの曲。

『An American Dream』

リンダ・ロンシュタットがバック・ボーカルで、艶やかに伸びあがる歌声が華を添える。

1979年に同タイトル・アルバムから、シングルカットされ、全米13位に。




Linda Ronstadt~★




日本人には、なかなか馴染みのない、バケーション。(今は、そうでもないのかな?)

海外の国では、1か月、2か月、休暇をとって、ゆっくり旅を楽しむ。

その土地で、のんびり生活する。

歌は、お金がないから現実にはできないけれど、そんな想像だけでもハッピーだよっていう

ささやかな?夢?

ココナッツ・グローブって、マイアミにある地名なんですよね。




ヘッドフォン 『An American Dream』(1979)
━─━ The Dart Band & Linda Ronstadt




🌴 

ゴメン、今、なんて言ったんだい?自分の世界に浸っていたよ。

マルティニークの入り江を漂っていた(^^ゞ

お前の話に興味がないわけじゃないけど・・

ここのジョージア・オーガスタは、都会過ぎてなんだか俺には合わないんだよ。


ジャマイカの人たちは、月明かりに照らされて、

サンディ・ビーチで、毎晩ラム酒を飲んでるらしいわよ。

私たちは、お金はないけど同じようには出来るでしょ。

ココナッツ・グローブで折り合いをつけましょうよ。


目を閉じれば、ジャマイカの大きなネオンが迫ってくるさ。

月明かりに照らされて、サンディ・ビーチでラムを飲む。

そうさ、アメリカンドリーム。

いつだって行くことはできる。  


(大まかに個人的な解釈なので、正確ではないと思いますが)