前記事でご紹介したスティーブン・A・ラブ。

リンダ・ロンシュタットのサポート・バンドに招集されるランディ・マイズナーの依頼で、

1971年、リック・ネルソン&ストーン・キャニオン・バンドのベーシストとなったラブ。


その後、1975年、バーズのジム(ロジャー)・マッギンの

‘ロジャー・マッギン&バンド’に参加、このセルフタイトル・アルバム

「ロジャー・マッギン&バンド」で、ベースを弾き、

アレン・ケンプとの共作を、1曲、提供しています。


そして、ニュー・ライダーズ・オブ・ザ・パープルセイジ(NRPS)には、

1976年から1978年までベーシストとして在籍。





『Marin County Line』(1977)


‘ニュー・ライダーズ・オブ・ザ・パープル・セイジ’の11作目のアルバムです。

イーグルス、ドン・ヘンリーのシャイロー時代のバンド仲間で、

イーグルスの2作目のアルバム「デスペラード」(1973)から

5作目「ホテル・カリフォルニア」(1976)まで、

ストリングス・アレンジを担当していた、ジム・エド・ノーマンがプロデュース。



A面は、全曲スティーブン・A・ラブの作品。


彼独自のものだけれど、フォークロック、カントリー・ロック・・・

リック・ネルソン&ストーン・キャニオン・バンド時代のフィーリングも感じられる。

ポップで流れが良くて、各パートの連携がキレイで、

抑揚とメリハリのあるラブのボーカルに、なんだかホッとします。

Side A

5曲中、絞り切れず4曲、お聴きください(^^ゞ


ちなみに、B面は、オリジナル・メンバーのジョン・ドーソンを中心に、

スペンサー・ドライデン、デヴィッド・ネルソン、

そして、このアルバムから参加しているパトリック・シャナハンも曲作りに参加しています。

それは、また次の機会にご紹介しようと思います。



~New Riders of the Purple Sage~

"Marin County Line" 11th album
Side A~Words & Music by Stephen A Love





『Til I Met You』









『Llywelyn』









『Green Eyes A Flashing』










『Oh What A Night』