ビートルズが1966年に、来日して、50周年。

記事でご紹介されている方も多く、テレビでも特集されていたり、

徐々に盛り上がっているように思います。

私はその頃、まだ3歳だったので、リアルに感じることはなかったのですが、

小学校の高学年の頃には、一部、クラスの男の子たちの間でビートルズは、アイドルでした。

私はといえば、吹奏楽でビートルズの曲を演奏することもあって、

そのアイドルの曲という認識だったかもしれません。

良い曲だとは思っても、演奏している彼らにトキメク✨ということはなかったみたいです(笑)

徐々にビートルズは、偉大だと理解するんですが・・・(・∀・)



そんな前置きで、60年代、

リアルにその影響を受けたランディのハイスクール・バンド時代・・・

‘夏海の気楽に行こうよ’の方では、随分お話しているのですが、こちらでも(^^ゞ



ランディ・マイズナーが初めてギターを手にしたのは、1960年。

14歳の頃。

両親から買ってもらったギブソン。

初心者としては、かなり高級なものだったそう。

地元ネブラスカで、リチャード・ローンクからレッスンを受ける。

シングル盤を聴いて覚えた‘ブギー・ライン’を何回目かのレッスンでいきなり弾いたことから

リチャードの呼びかけで、地元バンド、 Dynamics は結成される。

学校の先生の勧めで、ここからランディはベースを弾くようになります。

ベースで感情を表現するのが、楽しかったようです。

最初は、インスト・バンドで、次第にボーカルが入り、バンド・リーダーのラリー・ソトと

ランディがリード・ボーカルを取るようになった。

バンド名もダイナミクスからドライヴィン・ダイナミクスに改名。

1964年。

アメリカに、英国音楽が襲来し、

いち早く英国のバンドのカバーを取り上げます。

更に音楽だけでなく、ファッションも取り入れ、長髪、ビートル・ブーツ等で着飾った。

(この頃は、まだ、ランディは、長髪ではなかったような印象ですが?(笑)

活動の場もカンザス、コロラド、ネブラスカ、そして、ワイオミングへと広がっていく。



The Drivin' Dynamics
ほぼ中央、ドラムスの横に立っているのがランディ。


1965年、ランディが19歳の時、Sully Recordsと契約。初めてのリリース。

ランディがリード・ヴォーカルでファルコンズの「So Fine」をカバー。

チャートインはしなかったものの、アメリカ南東部で、ローカル・ヒットした。


1966年。

デンバーで開催されたコンテストに参加。

優勝した地元バンド、ソウル・サヴァイヴァーズに、バンド加入の誘いを受け、

ランディは移籍。

カリフォルニアへ。

ソウル・サヴァイヴァーズ・・・同名バンドがいたため、

急遽、ノース・セラノ・ストリート・ブルース・バンド(長い💦)と名乗り活動を始める。

その後、ザ・プアーに改名。

60年代、当時は、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、キンクスなどの

ブリティッシュ・バンドのヒットで、アメリカの若者にも大きな影響を与えていました。

プアーもその影響を受け、ソフト・ロック、ガレージ・ロックを志します。



The Poor
向かって前列真ん中のヒョウ柄?の衣装、
マッシュルームカット?の彼がランディです(^^ゞ


ザ・プアー。

英国音楽のみならず、伝説のバンド‘ミレニウム’や様々な関わりから、多くのことを学びます。


何度もご紹介しているんですが、今日は、それぞれのバンド、ランディのボーカル曲で、

「So Fine」と「She's Got The Time」を。

それぞれのバンドの雰囲気が伝わってくると思います。

そして、‘夏海の気楽に行こうよ’では、それぞれカテゴリーがありますので、

そちらも是非、ご覧くださいね。


ハート「ティーンエイジ☆ランディ」 2014.7.21

スペード「Once Again / How Many Tears - The Poor」 2015.12.20




ヘッドフォン『So Fine』- The Drivin' Dynamics








ヘッドフォン『She's Got The Time』- The Poor