1969年。

リッチー・フューレイ、ジム・メッシーナ、ラスティ・ヤング、ジョージ・グランサム、

そしてランディ・マイズナー。

この5人でスタートしたポコ(スタート時はポゴ・・・ウォルト・ケリー作の有名コミックに

ポゴという名のキャラクターがいて、クレームが付いたため改名)




ランディは、ファーストアルバム『Pickin' Up The Pieces』リリース前に

脱退してしまうのですが、録音されたランディのバック・ボーカル、コーラス、ベースは、

差し替えられることなく、そのまま残されているので、アルバムから聴くことが出来るんです。

サポートミュージシャンとしてランディの名前はクレジットされています。

(アルバムからの曲は、私のもう一つのブログでも、時々ご紹介していました)

Pickin' Up The Pieces/POCO 夏海の気楽に行こうよ(2014.1.24)



当初、ランディ・マイズナーがリードヴォーカルを取っていたという曲。

『Anyway Bye Bye』

リッチー・フューレイの作品です。

その後、1970年のポコ、セカンドアルバムに、リッチーのボーカルで収録されました。

ちょっぴりスワンプ色、泥臭さのあるアレンジになっています。


そして、10年後、イーグルス脱退後、ソロになったランディは、

2作目のソロアルバム『One More Song』(1980)で、この曲を歌っているんです。

ランディは、このアルバム作成前に、

リッチーのソロ・アルバムにバック・ボーカルで参加していたのですが、

そんな関わりの中で、取り上げるに至っているのかもしれませんね。


ランディの伸びのある歌声。

憂いを帯びて、繊細に力強く、表現力豊かに歌っています。


ポコの時代、ランディはどんな風に歌っていたんでしょうね。



ヘッドフォン 『Anyway Bye Bye』- Randy Meisner
from 2nd.solo album“One More Song”(1980)