横浜市南区、迷子猫の「きなこちゃん」無事保護! | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)
横浜市南区、迷子猫の「きなこちゃん」
捜索に関わったメンバーより無事保護の嬉しいご報告になります!
 

 

 

【1月17日捜索開始】

 

ボランティア仲間から迷子猫のご相談・・・、

しかも、メンバーの家から車で5分の場所。

 

様々な情報から最新の情報場所付近にて、捕獲器と懐中電灯を持って歩いていたところ、目の前を素早く走り去る同じ特徴の猫。

 

走り去った先に捕獲器を設置、

しかし、翌日も4時半起きで仕事のため、時間切れ。

でも生きてる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
【1月24日、捕獲器設置開始】
 
1月17日(日)に知った迷子猫の情報、日曜日の夜では何もすることが出来ず、懐中電灯と捕獲器を持って歩くしかなかった。
 
しかし、見てしまった。
 
あっ、チラシのあの子だっ!
 
しかし猛ダッシュで走り去ってしまった。
 
後で聞いたら捕獲器で保護したのは昨年の12月初旬、捕獲器を覚えてる。
 
悶々としながら作戦を練り、準備して金曜日の夜から行動開始。
この冬、まともに雨すら降っていなかった横浜、なんと土日は雨、日曜日は雪の予報。
 
普段の行いのせいなのか・・・
 
しかし、メンバーは諦めない。
 
捕獲器を悪天候仕様にして貼り紙もバッチリ防水。
 
仕事から帰宅し、既にお宅訪問が出来ない時間のため、設置できそうな場所を探しながら設置!
朝まで粘る。
 
深夜、一台の捕獲器に入った。
雨対策のポリ袋越しに薄っすら茶色姿・・・
 
やったか?
 
覗き込んだメンバーも猫ちゃんも・・・
 
「お前は誰?」状態、
 
入っていたのは大きなオス猫ちゃん、
 
朝方、近くの公園で黒猫が入り、この子はもしや以前捜索したクロちゃんか、期待したが残念ながら違った。
 
朝になり聴き込み開始、捕まえた2匹は野良猫ちゃんと判明。
 
捕獲器設置協力のお願いで、一軒一軒お願いに廻りました。
 
その後、捕獲した2匹を動物病院へ。
いつもながら予約無しのイレギュラーで、メンバー平謝り。
いつも本当に申し訳ございません。
 
この辺りで雨が降り出しました。
2匹を病院に託し、捕獲器補充のため、ある区の町内に貸し出していた3台の捕獲器を回収。
 
病院に預けた2台がマイナス、
回収した3台プラスで稼働9台体制で再び現場へ。
捜索や聴き込み、捕獲器設置を再開。
 
お昼頃、迷子猫を譲渡された3人のボランティアさんが、はるばる何時間もかけ北関東から到着し、3人で捜索を開始。
 
ここでメンバーは一旦離脱、夜まで仮眠。
夜、バトンタッチして再び捜索開始!
冷たい雨が憎らしい!
 
朝、ハチワレの子が捕獲器に入る。
耳カット無し、情報にあった野良猫ちゃん。
 
2日連続で予約無しで動物病院へ。
明日は仕事でお迎えをどうするか・・・
 
先生がすぐに手術に入ってくださり、まだ麻酔から覚めないハチワレくんと昨日手術をお願いした2匹と共に病院を後にしました。
 
幸い雪にはならなかった。
雨も止んだ時間に2匹をリターンし、夜、捕獲器を回収。
 
引き続き設置して良いと言ってくださったお宅4軒、継続することになりました。
 
メンバーも朝は4時半起きで仕事のため、餌の交換は仕事から帰宅したら行くことに、しばらくは大変だけど頑張るしかない。
最後は会社に寄り捕獲器を洗浄。
 
翌日、ハチワレちゃんをリターン。
金曜日の夜からの週末を終えました。
 
譲渡されたボランティアさんたちは北関東の遠方から何度も横浜に来て探されています。
ペット探偵さんも頼んだとのこと、かなりお高い金額です。
 
地域の方々も心配して協力してくださって、みんなこんなに頑張ってるのに、横浜のいちボランティアのメンバーが頑張らないでどうする・・・
 
翌日はお天気も回復、捕獲器を覚えている可能性が高く、難しい側面もありますが、やらないで諦めるなんて出来ません。
諦めないぞ!
 
なぜ、私たちは譲渡の際、これでもかっていうぐらい、超しつこく脱走対策の話しをするのか?
 
飼い主は苦しみ、猫は地獄を彷徨う。
探して保護するのも大変で、関わる人は生活すら一変します。
 
被災地で嫌と言うほど見てきたからこそ、譲渡は本当に慎重になります。
 
当会の譲渡ではありませんが、見て見ぬ振りはできない。
もし当会が譲渡した子だったらと考えたら、苦しくて仕方ない。
 
皆さま、どうか「大丈夫だろう」ではなく、
「かもしれない」と言う気持ちを忘れないで欲しい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【1月27日、捕獲器設置開始】
 
この夜も仕事を終えたメンバーは捕獲器チェックと餌交換、5台空振り・・・
なんだかご飯がもったいなく思えてきた・・・
毎日ゴミ箱行き・・・
餌は冬場だから2日に一回交換にするか・・・
 
今日は現場から離れた場所で目撃情報があったみたい。
首輪は無かったらしい・・・
1人ではなかなか厳しいと感じる今日この頃、来週で脱走から1ヶ月・・・
 
本当に、脱走は初動が命、
脱走対策を甘く考えてはダメです!
と、珍しく、かなり弱気になってしまったメンバー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【1月28日、捕獲器設置開始】
 
この日は仕事が遅くなり、急いで捕獲器チェック!
都内では雪が降っていたみたいですが、横浜は雨でした。
それにしても寒い・・・
現場は4℃、手が真っ赤。
 
5台の捕獲器は空振り。
新たな目撃情報の店舗さんにも行ってみましたが、夜22時過ぎ、真っ暗です。
明日も4時起きで仕事のため、とりあえず寝ることにします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【2月6日、捕獲器設置開始】
 
休日のこの日、迷子猫のきなこちゃんの捜索のお手伝い。
 
捕獲器を怖がってるかもしれないと一週間考えて、午前中に捕獲器の中身を試行錯誤しながら捕獲器と感じないように日曜大工。
 
カバーをして今日は情報を元に歩いて出発。
途中、自分の用事もこなしながら、行ったり来たりしながら聴き込みも!
付近の猫たちのお世話をされている方に、やっと出逢えてお話しをお聞きしました。
どうやら情報の子は違う子みたいで残念・・・
 
目撃情報のあったこの場所、数年前までは沢山の猫ちゃんがいましたが、今ではほんの数匹まで減りました。
今ではこの子たちは沢山の人に愛されてます。
そんな人たちには感謝しかない。
何かあったら連絡くださいと名刺をお渡ししました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【3月16日、迷子猫のきなこちゃん無事保護】
 
3月16日(火)夕方、きなこちゃん発見!の第一報が入りました。
 
程なくして同区のボランティアさんにより保護!
メンバーより喜びの報告です。
 
何より生きていてくれたこと。
そして、無事に保護されたこと。
脱走から約2ヶ月半、見知らぬ土地でよく頑張りました。
捕獲器の設置許可や目撃情報をお寄せくださった地域の方々、
そして、譲渡元のボランティアさんは遠方から何度も何度も通われて探されていました。
 
きなこちゃんはボランティアさんの元へ帰ります。
今度こそ幸せになるんだよ!
 
ご心配頂いた皆さま、ありがとうございました!
 
ご一報まで・・・
 

 

【緊急のお願い】

 

ご支援者の皆さまとともに繋いできた物言えぬ尊い命・・・

決してあきらめることなどできません。

 

出会えた時がチャンス、

お外の子たちは飯舘に限らず、次に必ず出会えるという保証は何一つありません。

 

餌場を失い、行方が分からなくなっている子達、解体が始まり取り残されている子達、

ボロボロになってさまよっている子達と必ず出会えると信じて、こらからも捕獲器を積んで向かいます。

 

まだまだ、保護をしたい子がいます。

連れて帰りたい子がいます。

餌場を撤去された場所、野生動物が姿を現す餌場では、子供たちの姿が見えなくなってきています。

 

どうか命あるうちに保護させてください。

 

叶うならば、安心して眠れる寝床と、彷徨うことなく毎日のご飯を口にできるようにしてあげたい。

 

また、最近では、被災地以外で飼い主さんが他界されたり、施設入所などに伴い取り残されている子の保護依頼が増えております。

 

一時預かり様、譲渡会に向けて人馴れをさせてくださる方、里親様を引き続き緊急で募集いたします。

ご連絡をお待ちしております。

☎090-3815-2924

 

どうか皆さまのお力をお貸しください。

できることをつなげて、より多くの命を繋ぐために!!!