飯舘村 ワンちゃん、猫ちゃんのボランティアの皆さまへ フロントライン等滴下情報他 | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)

飯舘村、ワンちゃん猫ちゃんのボランティアの皆様へ


お疲れ様でございます。



※当チームの10/23-24、フロントライン等滴下情報になります。



☆フィラリア予防とマイフリーガード滴下


<二枚橋地区>

・S宅犬(ゴン、シロ)


<伊丹沢地区>

・S宅犬(ハナ、タロウ)


☆マイフリーガードのみ滴下


<須萱地区>

・S宅犬(ゴルゴ:本名ちーちゃん、十三:本名コッコくん)

※飼い主さんへ、今年度使用分のマイフリーガードをお届け済


<臼石地区>

・H宅犬(クー)

・S宅犬(チャッピー)


<佐須地区>

・I宅猫(白猫のまるこ)

・S宅犬3頭(ポール、ミッキー、ダディ)

・G宅猫(キジ白のシマ、白猫のみーこ、人懐こい黒猫)

・K宅猫(シャムのミミ太、白地ブチのミチ、キジのたまえ)

※飼い主さんへ、今年度使用分のマイフリーガードをお届け済

・A宅猫(キジのナナ、トラ、ジャム)


<草野地区>

・S宅犬4頭(チビ、リー、メリー、モク)

※飼い主さんへ、今年度使用分のマイフリーガードをお届け済

・E宅犬(プー助)、猫1匹(らん)

※飼い主さんへ、今年度使用分のマイフリーガードをお届け済


<伊丹沢地区>

・Y宅犬1頭(チーズ)

・K宅猫(ヒメ)

・H宅犬1頭(猫複数のタロウ)


<飯樋地区>

・K宅犬1頭(ゴン太ちゃん宅のシロ)

・H宅猫(シャムミックスのみーこ)



怪我をしている子、体力が落ちている子、

姿が見えなかった子には滴下できていないため

上記記載の滴下となりました。


尚、上記のうち、フィラリア予防は11月まで実施予定です。



二重投与、滴下防止のため、

現地への貼紙、健康管理ノート記載の実施をお願い致します。



☆活動初日の10月23日(金)、最終訪問宅、石材店でシロちゃんが怪我をした状態で現れ急遽保護。


(シェルターで)
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(犬班Aさんに引き継ぎ)
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(手術後、麻酔から覚めたシロちゃん)
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時間は20時、病院は既に間に合わないため、福光の家のシェルターでお預かり頂き、翌日の活動終了後に東北道で犬班Aさんと合流、今後のケアなどもふまえて郡山の病院へ搬送、縫合手術と抜歯を行なって頂きました。

あれだけの怪我、どれだけ痛かったことかと思いますが、当のシロちゃんは痛い素振りも見せず、キャリーの中から甘えたくてスリスリ、手術の麻酔から覚めたときもそうだったそうです。

さびしかったんだね・・・。

歯の状態からも高齢なのは間違いなく、今まで良く頑張ってきました。

しかも化膿して姿を隠す前に出会うことができて本当に幸いでした。

大きな怪我は見えない部分での化膿が怖いので、犬班Aさんに引き継いで頂き心丈夫です。

圏内入りを控えた前日だというのに今回も飛んできてくださりありがとうございました。

引き続き宜しくお願い致します。


詳細はこちらより⇒

福猫舎のブログ

今日の福猫舎3-1025

※傷の写真あり



どのボランティアさんも手がいっぱいだと思われますが、痩せ方が気になる子、足を怪我している子、不自由な子、姿が見えない子に関しては周辺を通る際に気にかけて頂ければと思います。


農地や森林の除染作業により、棲みかを追われた野生動物達の餌場への出現・・・、

また、被災家屋の解体が9月24日より始り、居付き猫ちゃんたちが餌場を追われる可能性も出てきています。

厳しい冬を目前に、未だに人間目線で進められている現状。

なぜ、そこで必死に生き抜いている小さな尊い命に目を向けることができないのか・・・。

なぜ、見ようとしないのか・・・。

なぜ、何年経っても同じことを繰り返しているのか・・・。

わたしには理解できません。


どうしたら子供達を守ることができるのか・・・

答えは見つからないけれど、

給餌だけでは繋ぎきれない時期に来ているのは確かです。

信頼できる仲間とできることを続けて行くしかありません・・・。


この冬は子供たちにとって、今まで以上に厳しい冬が予想されます。

子供たちのために心をひとつにして前を向いて頑張らなければ!

ボランティアの皆さま、どうぞ宜しくお願い致します。


以上、取り急ぎご報告まで。


natsumint隊


natsumint(西澤ひと美)