3.11に寄せて。 | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)

3月11日、

 

地震、津波、原発事故により

犠牲になられた方、ご遺族の皆さまには

心よりお悔やみ申し上げます。

 

今日で震災から3年の月日が経ちました。

 

原発事故により計画的避難区域に指定された飯舘村、

ワンちゃん、猫ちゃん達の仮設住宅同伴が認められず

未だに飼い主さんと子供達は

離れ離れの生活を余儀なくされています。

 

飼い主さんの中にはご高齢の方も多く

子供達のもとへ通いたくても

ままならない方も少なくありません。

家に残している子供達を想い、心を痛められています。

 

 

このブログを通し、

震災から3年目の月日が経過した今日も

多くのご支援者の皆さまに支えられ、想いを託して頂き

子供達のもとへ足を運ぶことができ

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

厳しい自然の中で飢えや恐怖心と闘いながら

必死に生き抜く子供達・・・、

 

これからも自分にできることを同じ想いの方と力を合わせて

子供達の命を繋いで参りたいと思います。

 

 

また、この給餌活動を通して

 

 

子供達を残して避難されている飼い主さん達の自責の念を

少しでも軽くすることができたらと思います。

 

 

最近の日本の気象状況・・・

先月のように人が身動きもとれなくなってしまうような豪雪、

線路が曲がってしまうくらい高温になる真夏、

局地的な豪雨など、

想定できないような異常気象が続いています。

 

さらには大規模地震の可能性も・・・。

 

自然の脅威の前では

人が作り上げた物など一瞬で破壊されてしまいます。

 

日本には稼働していなくても

各地に原発が点在しています。

 

今後、想定できないような異常気象や地震により

いつどこで同じような事故が起きてもおかしくありません。

 

福島の事故は未だに収束していません。

 

収束させる管理能力がないからです。

 

管理能力の無い

原発の再稼働や輸出はもってのほかです。

あまりにも無責任すぎます。

 

この生き地獄を人にも動物にも自然にも

二度とあじあわせてはいけません。

 

空気も水も循環しています。

一度原発事故が起きれば

汚染された空気や水が拡散されます。

 

 

 

政府がどの道を選択し進んで行くのか・・・

しっかりと目を見開いて行かなければなりません。

 

 

万一の事態が起きれば「想定外だった」と・・・

そんな言い訳を聞いても

国民の命、子供達の命は守れません。

 

繰り返しますが

いつどこで同じような事故が起きてもおかしくない状況です。

 

 

そこでお願いです。

 

起きては欲しくない万一のことに日頃から備えて頂き

 

大切な大切な家族の一員である子供達の命を

決して離れ離れにならぬよう、

どうかご自分で守ってください。

 

守ることができるのは飼い主さんだけです。

 

二度と生き地獄をあじあわせないためにも。

 

 

拙いブログですが

未だに収束していない福島の原発事故に

苦しめられ続けている子供達の状況を

一人でも多くの方に知って頂くために

これからも書き続けたいと思います。

 

natsumint