警戒区域のペットに思うこと | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)

2月24日に警戒区域のペット一斉保護へというニュースが流れました。

 

環境省によると

 

来月(3月)上旬には、福島県の警戒区域にいまだに取り残されている犬や猫のペットを、全国の自治体の職員に協力を求め一斉保護の実施を決定。


・・・心配なことがふたつあります。

 

ひとつめ

 

覚えていますか・・・?

 

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111218/dst11121818200010-n1.htm  

(msn.産経ニュースより)

 

4月から

 

現行の「警戒区域」と「計画的避難区域」に代わり、

年間被曝線量50ミリシーベルト以上
⇒帰宅困難な区域
 
20ミリシーベルト以上50ミリシーベルト未満
⇒居住制限区域
 
20ミリシーベルト未満
⇒解除準備区域

3区分になるという話を。
 
問題なのは、帰宅困難な区域設定後の
立ち入りがどうなるのか・・・?
 
そして、ふたつめ
 
国が福島県双葉郡内への設置を求めている
汚染土壌の中間貯蔵施設
(毎日jpより)
 
中間貯蔵施設設置が決まったあとの
周辺への立ち入りがどうなるのか・・・?
 
まさか まさか 3月上旬の環境省による一斉保護のあと
 
全国の自治体の協力を得て精一杯頑張ったが
もうこれ以上は無理だと、
 
保護しきれなかった 生きている動物を取り残したまま
完全立ち入り禁止になんてしないですよね・・・?
 
「警戒区域内のペットの生息状況を詳しく把握したうえで、今後、保護活動をどう続けるかや、飼い主が見つからないペットの引き取り先をどう確保するか検討することにしています。」・・・と、
 
2月24日の一斉保護の記事の最後の方に書かれていた
「環境省の言葉」、嘘じゃないと信じたい。
 
もう これ以上 見殺しにしないですよね・・・?
 
また 命の線引きはしないですよね・・・?
 
不安で 不安で 眠れない・・・。
 
個々の力は微力でも
同じ思いの方と力を結集して 
繋ぎ続けてきた動物達の命
 
 
もう これ以上 見殺しになんか 絶対させない!
 
もし そんなことが起きたら 最後まで 闘い続ける。