1/19のマチネはAspects of Loveを予約してありました。
1月のはじめにいろいろなミュージカルが閉幕し、新しいのが開くのが1月終わりだったり、2月だったりするので、1月のミュージカルのチケットは売り切れが多い気がする。結果、安売りチケットも少ない。とはいえ、多分4000円くらいで、一番前の席を押さえられたので、off-west endってのはいいですね。
会場はSouthwark Playhouse。9月にBring It On!を見た劇場です。12月にもスーシカルを見てるんだけど、部屋が違ったと思う。この二つの作品に来ていたアジア人は他に見なかったけど、さすがこの作品には何人か見受けられました。
Aspects of Loveは、1999年に劇団四季で見ています。うわあ、二十年前なのね。石丸さんがアレックスだったものなぁ。
で今回ですが。すごくすごく良かったです。どうしよう。もう一度見ようかなと迷ってます。それほどもうイギリスにいられるわけではないので、見られる作品数も限られてきているんですけどもね。どこに入れるかが問題。どうしよう。冷静にあとで考えます。
でも、本当に曲が素晴らしすぎて。ああ、ほんとに、ロマンチックな名曲が多い。
Seeing Is Believingとか。もちろんLove Changes Everythingもだけど、Anything But Lonely、There is More to Love、I am a Mermaid。うっとりして聞いていました。
マイケル・ボールのOriginal Castを聞きこんでいるせいもあって、アレックス役の人の高音は声が小さいなと感じました。低音は良かったし、存在感もあったけど。しかし、ローズの声は素晴らしかったです。Kelly Priceさんと言う方。そして何も知らずに見に行ったのですが、アンクル・ジョージの役にJerome Pradonが出ていた!
なんかね、似てるなと思ったのですよ。この劇場は、手を伸ばせば触れられる距離でやってくれるので、さすがに顔もよく見えたのですが、何より声と歌い方が似てるなーと。
でも、こんな小さい劇場にそんな大物が出るなんてないよなー。顔が似てるから顎の形が似ていて声が似てるってこと? いやいや、でもこの声、この歌い方は...と、Chance!(考えてみればこれだって小劇場だった)のCDを聞きまくった私の耳が訴える。。。
ということで、大抵パンフを買うのは終演後、という主義(できるだけ買わないぞという意気込み...買いまくっていますが...でもそういう意気込み)の私なのですが、幕間にホワイエに走りました。どうせこの作品は買わざるを得ないし、幕間だって同じさ!と。500円程度だし。
で分かったこと。本物だった。。。驚きました。
実はいろいろ映像も見ているし、CDも持っているけど、初・生ジェローム。そのはずですよ、ええ。嬉しい驚きでした。
やったー!ジェロームの、The First Man You Rememberが生で聞けた~~。良かった!
ところで、実際はジェロームがフランス人ですよね。イギリスでフランスが舞台の作品中の、イギリス人の役をやってますけどもね。
で、ローズ役のケリーさんがイギリス人ぽいですね。考えてみると面白い。
そうそう、ジュリエッタ役の方になにかあったらしく、前日とその前の公演はキャンセルだったそうです。急遽新しい方が呼ばれて直前までリハをしており、それで開幕が10分遅れていました。
まだ楽譜をもって演技なさっていましたが、立派なものでした。名前は忘れてしまったけれど...(外国の名前は覚えられない)。
ストーリーについて。ちょっと突っ込み。アレックス、おじさんと女性の趣味がかぶりすぎでしょう(笑)。その逆もそうなんだけどさ。
でも、2006年に原作も読んでるんだけど、そういう話だったから仕方ないんだな。
20年前は「ただれてるー」ともう少し思った気がしますが、英語だったせいか、日本人がやってないせいか(汗)、私が成長したからか! どっちかというとロマンチック面重視で見てきました 笑。かなり良かったです。