こんにちは
TCS認定コーチ、武 夏美です。
突然ですが今、
起業活動の他に週に3日、
クラブでホステスとして働いています。
約8年ぶりの夜の世界。
( ↑これについてはまた書こうとおもいます )
先日、ホステスの先輩と先輩のお客様とあるスナックへ。
お客様のよく行くお店だという、
ママ一人、ホステスさん三人の小さな店内。
店内は、遅い時間にも関わらずほぼ満席。
聞くと、開店してから30年のお店。
ママの人柄で常連さんに愛されているお店だとか。
ママは推定、60代。
とそんな感じで店内観察しているところへ、
忙しそうにしながらも笑顔でママさんが。
飲み物など用意しながら、
お客様との冗談交じりでノリのいい会話に、
笑いが飛び交います。
なんだかすぐに、
"常連さんに愛される"というのがわかるような気がしまた。
ママの人のこころを掴むお人柄に、
ホステスとしてか、コーチとしてか、人としてか、
知りたい知りたい欲求が!
ママはなぜホステスという仕事をしているのかっ質問にママ、
「 私達は"こころのカケラ"を拾う仕事をしているの。」
お酒を作る、楽しく会話する、愚痴を聞く、カラオケをする、
表面上の仕事を通して、
お客様の"こころのカケラを拾う"のが仕事をしているのだと。
誰しもきっと、
こころを砕かれることもありながら、
毎日を頑張って生きていて、
その破片を拾い集め、また明日も生きる。
だから、
その破片を一緒に拾う、お手伝いをしているのだと。
それは、
真剣に相談に乗ることもあれば、
バカ話しをして笑うこともあれば、
ひたすら愚痴を聞くこともあれば、
唄を聞いたり、一緒に歌ったりすることもあれば、
ただお酒に付き合うことも、
逆にお酒を飲ませないことも、
それは相手によって、
タイミングによって、違うのでしょう。
ママはきっと、
会話や色んな要素を通して、
お客様のこころを見ているんだなぁ。
まさに、こころとこころのお付き合い!
そしてママは、
そんなホステスという仕事が楽しいのだそう。
私はママの話に引き込まれて、
これは、あれは、と夢中で聞いてしまいました。
家についてふと、
こころがじわーんとあったかくなっている私。
明日も頑張るぞー!っていうエネルギー。
あれ?!
これか!!!
無意識にいつの間にか、
"こころのカケラ"を拾って貰っていた自分に気が付きます。
ホステスという仕事に限らず、
きっとどんな仕事でも、
目の前にある仕事の先には、"人のこころ"がある。
そのこころをどれだけ見れているか。
見れるのはきっと、
相手を思う気持ち、
相手を理解しようとする気持ちの表れ。
見ようと思ったものしか見えないのだ。
そんな気持ちに、
人はこころ動かされるんだ。
それは、仕事に限ってではなく。
愛も友情もお金も、
人のこころなしには動かない。
人生の成幸には、
こころとこころの繋がりが必要不可欠。
こころのカケラを拾う仕事をしているというママ。
それは仕事というより、ママの生き方。
その生き方を選び、全力で楽しんでいるんだなって。
私にとって仕事とは?
そしてどんな風に生きていきたいか?
改めて、問う夜でした。