日曜日、撮りためていた『花子とアン』をガッツリ見ました。
伝助さんの悲しくて男らしい啖呵を聞き、
蓮子さんが 男の子を産み、
『かよ』がプロポーズをされて、ドキドキしながら翌日の回を見て。。。
郁弥さんが 関東大震災で亡くなりました。
「笑える訳ねぇら！！」
冷たい目で言った かよ。
１５分間際で やっと 「会いたい・・」と言って泣くことができた。
ずっとこらえて来た涙を流したら、嗚咽しちゃった。
一緒に見ていたＫＢが、泣き止むまで背中をポンポンしてくれてました。
何年前かな。
ある朝、電話が鳴りました。
ちょっと好きだった人からの電話。
どうしたんだろう？と思って、飲み会の連絡かな？って思いました。
初代うーたんと結婚後、ゲームメーカーでアルバイトをしていた時、
何かのはずみで 私の誕生日会をして貰ったので、（たぶん 飲む口実が欲しかったんだと思ふ）
メンバー全員の誕生日会をしなちゃ！！って思って、
１６人くらいだったかな？１８人だったかな？のメンバー全員の誕生日会を企画して幹事をしました。
大人数だったので毎月飲み会があって、場所探しも時間調節も大変だったけど、楽しかったなl。
メンバーは、女子は４人 それ以外は開発の男の子たちでした。
１年間回した後は幹事が持ち回りになって、私が会社を辞めた後も続いてました。
「どうしたの？」
「＠＠さんが、未明に亡くなって、今夜がお通夜だけれど。。。」
「いく！！ で、 ★★さんは、どうしてる？！」
＠＠さんも ★★さんも 同じく飲み会のメンバーで、最近付き合い始めたって話を聞いてました。
「家に帰したって」
「電話番号知ってる？教えて！！」
電話番号を教えて貰って、連絡を取りました。
「家の人はいる？いない？ならば 一人でいちゃ だめ。今すぐ行くから、家を教えて！！」
家を教えて貰って迎えに行き、彼女の要望で 喪服を買いに行きました。
「こっちの方が 可愛いね」 なんて、妙な明るさで買い物をしながら。。。
こんな服買ってるのに、『可愛い』とかね。。。なんて言いながら少し笑って。
★★ちゃんは良い両親に育てられて、すくすく育った『可愛い』女の子。
中山美穂似で 私より５歳年下。
私のキャラにないような素直な行動の彼女を見て、お手本にしていたりしました。
『男目線』で彼女を観察して、こんなんじゃぁ 男どもがメロメロになるわなぁって思ってました。
みんなが大好きな★★ちゃんを バツイチの＠＠さんが射止めて、みんな納得いってなかったな（笑）
お酒飲みの＠＠さんは★★ちゃんより一回りくらい年上で、猫っ可愛がりしてました。
で、１週間に１日『休肝日』を作って、
昨日が その日だったけれど、
久しぶりに会う友達と一緒に飲める機会なので、許可したって言ってました。
休肝日だったんだけど・・・って。
ダメって言ってれば 良かったのかな・・・・
一日ずっと一緒にいて、★★ちゃんとの別れ際に 嫌われても良い！くらいの覚悟で、意を決して言いました。
『私は冷たい女だと思う。
でも、今は無理だろうけれど、これだけは覚えておいて欲しい。
どうか 恋することを 恐れないで』
私が２３歳の時、弟が交通事故で亡くなりました。
お葬式に来てくれた『ゆりちゃん』（百合を持ってきてくれたので、こんな呼び名になりました）は、
弟のことが好きだったのかな。。。彼女だったのかな。。。
２０歳だった弟は、一度も彼女がいることは言いませんでしたから、付き合った子がいたのか いなかったのか。。。
『ある日』は 突然やって来る。
最後に言った言葉は 何だったっけ？
弟でさえ こんなにショックだったのに、大好きな彼が突然いなくなってしまう恐怖は どれくらいなのか。
『今』伝えないと、
一番辛い 『今』伝えておかないと
恐怖は どんどん大きくなり、
若い彼女が 人を好きになること と 失う恐怖 をセットにしてしまう！！と思ったの。
そして、
「お願いだから、生きて」
って。
うん。。。。。 って 上の空で彼女は返事を返しました。
お通夜も お葬式も、★★ちゃんは ただの『恋人』で、
『身内』ではなかったので、親族と一緒に 大好きな彼を見送ることはできませんでした。
大好きな彼の一番身近な人なのに、『部外者』だった★★ちゃん。
『結婚』していない ってことは、こういうことなんだ ってことを思い知りました。
ゆりちゃんのこと
★★ちゃんのこと
弟のお葬式
＠＠さんがなくなってからお葬式まで
思い出しながら泣いた 郁弥さんの死でした。
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