優しいって大変。
良く言うと「優しい」、この間の占いで言われたのは「お人好し」、悪く言うと「断れない」キャラで生きている。
仕事上は特に。あーあー今わかったぞ。この仕事(高齢者向け)をしているから「優しい」のではなくてさ、「優しい」人でありたいからこの仕事を選んだんだな。
「優しい」人でいるとね、良いことはあるけれど、悪いことも起こるんだ。
「優しい人」「良い人」でいると起こることシリーズを紹介しよう。
①不動産屋に物干し竿とか売りつけられる。しかも2本。その時借りた部屋ベランダないからね？1本も要らないよ。
②道端の露天で冷凍ケーキ売られる。一人暮らしだよー。ケーキ３つも要らないよ。「冷凍だからもつ」じゃないんだよ。
③知り合いに300万円とか貸しちゃう。戻ってこなかった200万に目をむけないで、戻ってきた100万の奇跡を祝おう。
④上司からの誘いで断れなくてキリスト教系の謎の集会に毎週出席する。そして話を聞くのが上手すぎて必要以上の理解力を発揮し学んだことを発表したところ相手にめちゃくちゃ喜ばれる。
⑤そーいえば大学の時もキリスト教のなんか集まりに行ってたな。おばあちゃん亡くなった時に「葬式あるので今日は休みます！」とか言ったらキレられたから行かなくなったけど。
⑥ガソリンスタンドでぼーっとしていたら、訳の分からない付属品を売られまくる。いつもセルフだから、店員に絡まれるパターンのガソリンスタンドへの耐性がなかったんだ。
これ無限に出てくるからいったんやめておこうか。それで今困っているのはさ、
⑦クレーマー客が順調に育成される
これは困ったぞー！来月で仕事を辞めるにあたって引継ぎをしなくてはならない。でもね、クレーマーは大変なんだよ、引渡しも。まあ面倒だ。20人くらい患者さんがいるうちの4人ちょっとおかしな人がいる。4/20って多いか？でも1/5だから20パーセント。んー！2:8の法則やな。80パーセントは良い人。20パーセントはちょっとイカれている。
あーあーやだなぁ。客の悪口をブログに書くって良くないなあ。で
もね、なんだか最近「優しすぎるのやめよう」って思ったんだ。「客は神様、私は仏」をやめてさ、少しくらいは思ったことを言って良いのではないかって思ったんだ。
まず明らかに頭のおかしい要求を断ってみる。「俺の家の隣に引越してきて(意味がわかんねー)」「ご飯をつくりにきて(私はヘルパーじゃあねえ)」「着替えが出来ないから手伝って(明らかに、あなた1人で着替えられるでしょうって人)」 するとなんだか知らねーが機嫌を損ねたようで、向こうからこちらの定期訪問を断ってきてくれた。ありがたく駆逐完。
あと別の人でやっぱりどうしても苦手な人がいてさ。まあ色々言ってくる。今日危なかったなあ。「なんかもう我慢しなくても良いよ」っていう思考パターンを入れてしまったが故に、あともう少しで暴言吐きそうだったもんね。我慢したー！偉い👏
だってあと2回くらいはその人のところに行くからさ。関係悪くなると嫌な思いをするのはこっちだからな。面倒なことは避けるんだ。もう少しだぞ、仏頑張れよ。
引継ぎ予定の人にこの人こういうこと言ってくるから気をつけて！って送ったらさ、「え、よく我慢してますね。」と言われた。ごめんよ、私が優しくしすぎたせいで、毎回調子のってくるモンスターが仕上がっているからさ。まあ善処して、無理なら別会社にリリースしてくれよ。
前に私がリリースした(担当から外れた)モンスター患者はさ、私の後の施術者3人蹴った上で、別会社に流されてたな。私モンスターを黙って手元においておく天才だと思うんだ、マジで。
今やってるやべーやつもケアマネから言われたもんな。「お宅以外は全ての関わってる事業所から◯◯さんどうにかして！わがまま過ぎて手に負えない！ってクレームきてるんですけど。どうやって大人しくさせてるんですか、すごいですね。」とさ。あぁ仏があいつの要求ちゃんと聞いて黙らせてたんだよ。あぁなんてこった。
なんだろう。リミッターが外れかけている。「優しい」に強く寄っていた分、キレてしまったらヤバそうである。毒はこまめに出しておくべきである。
「もうやめるから知らねえ」という気持ちは抑えて。基本的には良い印象で。でもね、境界線を明らかに超えられる瞬間、何か良くない言ってしまいそうになる。
これをさ、夕飯食べながら書いていて。お腹いっぱいになったからもう寝るで。結論出てないし、いい着地も思いつかなかったからさ、今日の文章はもうこれで終わりだ。
じゃあねー人類。「優しい」ってマジね、考えものだよ。平和ごっこも大変だよ。またねー。