もはやタイトルすら思いつかない。


 3/10金曜日。6:15起床。




 記憶がないけど、写真を見れば思い出す。かと思いきや、金曜の写真3枚だけ。


 春なのにススキ🌾



 

 7:00〜11:00、特養。11:45、13:00、13:30、15:30、16:30で5件訪問。少しの変化はあるけど、根源的には同じようなことを繰り返している日常。記憶がない。委託だから直行直帰で良いのに、最近よく事務所に寄る。会社に寄ると決まっていま社員が社長に抱いている愚痴をきく。1年前の自分を見ているようだ。わかる、わかるよと思いながら。そうだよね、おかしいよね。うん、事前に聞いていた話と違うんだよね。残業代絶対に出さないよね。休みの条件も違うよね。昨日と今日で指示が変わるよね。うん、わかるよ。でもさ、原因を外側に見出して会社を変えようとしている限り、働きにくい現実は変わらないんだよ。社長を変えようとしたり社内のシステムを変えようとするんじゃなくてさ、自分が変わるしかないんだよ。究極辞めりゃ良い。そう思いながら、要らないアドバイスはしないけれど。会社の人と夕飯を食べにいった。何年ぶりかわからないけど松屋。美味い。



 そこから奇跡の帰宅。先月末から咳と痰で眠れきれない。体力の限界だ。余計なことをする(余計なところにいく)ことが出来ない。


 それでも思う。毎日仕事には行って、事務作業はサボるけどなんとかクビにならない程度の振る舞いをして、帰る意欲はないけれどそれでも毎日寝る場所があって、歯磨きは忘れるけれど風呂には入って、たまに存在忘れるけれど洗濯もできて、部屋は散らかりまくっているけれどゴミ出しは出来ていて。たまーに年金機構から電話がかかってきて「○月分が未納だ。」とか言われるけど、消費者金融からの借入は清算出来ている。5年前の自分が見たら「信じられない奇跡だ」と思うだろう。


 だいぶ人っぽい生活を構築出来ていると思う。この生活は奇跡だ。


 金曜日の夜に思う。もしも土日が両方とも休みだったら。どっか遠くにいってしまいそうだ。だけど、大丈夫。きっと月曜の朝までには帰ってくるから。一昨年の10月から1年半、週6でシフトを入れ続けた。無意識の思い込みがあった。人よりも劣っているのだから、週6くらい働いたら生きていても良いのではないだろうか。だけど、やっと疲れた。過剰に働こうとしていたことを認めることが出来た。絶対に減らせないと思っていた仕事。だけど、減らそうと決めたら案外あっさりと引き継ぎが出来ている。決めたら物事はその通りになるのだと思った。目の前の出来事はどこまでいっても、自分が創造しているのだ。


 来月から土日が休み。少しだけ大人しくしていて。そしてきっと飛ぶ。今までは土曜の午後(14時)、たまに土曜22時までシフトに入る/から日曜日いっぱい休み(月曜の7時までにどっかから帰ってくればいい)の設定で生きていた。土曜の14時から月曜の7時だと41時間。これでも充分楽しい。毎週1日以上の休みがあるなんて、5年前の学費の支払いに追われて空き時間は限界超えてシフトを入れていた自分が知ったら驚きだ。それでも人間というのは楽をしたくなる性質があって。ゆとりが欲しくて。遊びたくて。土日という2日を休めたら最高だなと思ってしまった。金曜の18時から月曜の7時までどっかに飛んでも良いのだとしたら。61時間だ。上記の41時間と比べて20時間も増えた。20時間増えたら、まあ行ったら帰って来なきゃいけないからさ1/2にはなるけれど、今よりも10時間分遠くに行けるっていう計算だ。今までよりもプラス10時間もあったら、どこまでだっていける気がする。


 札幌駅までは16時間1141キロ。フェリーという神みたいな乗り物を使うと北海道に車で行くことも出来る。行きか帰りに苫小牧ー大洗のフェリーも使えばこれは楽勝。41時間じゃ往復してこられなかったけど、61時間あれば余裕だ。現地滞在は一瞬で良いのだ。とりあえず北海道に侵入してみたいだけ。近いうちに北海道侵攻が出来ることが確定した。嬉しいなあ。

 


 博多も行けるぞ。近いなあ。こっちもフェリー使えばルート構成は無限だし、何度でも楽しめる。



 鹿児島中央駅。これもきっと行けるなあ。楽しいなあ。



 とりあえず大阪まで車でいけるようになろう。大阪ー九州各地/大阪ー四国各地はフェリー航路が充実しているから、大阪までいけるようになると、だいぶ可能性が広がる。


 2023年の目標は車で全都道府県に侵入すること。それにはフェリーも使いこなすこと。そして行った先で一切実になる行為をしない。無駄を極めたい。「そんな遠くに何しにいったの?」などとよく聞かれるが、何もしに行っていない。ただ全ての都道府県に侵入してみたいだけ。移動したいだけ。地球に観光をしにきただけの今世。光を観る、その場所の空気を感じる、それだけで良い。ただただ、どこかに行きたい。それ以上も以下もない。とにかく移動だけをしていたい。移動している瞬間だけが生きている実感がある。


 どこまでもいけると思った夜だった。


 2023年はまだはじまったばかりだ。今年も随分楽しいなあ。おわり。