同窓会の案内が届いた
中学校の同窓会だから卒業して50年、みんなそれぞれの人生を歩んで半世紀が過ぎた。
それぞれの人生を歩んで、色々な体験をしてきたはずなのに、なぜか会話の内容は3つしかない。
年金の話、病気の話、そして孫の話だ。
ほかの話をしようにも、いつの間にかこの話題に戻って盛り上がっている。
ほとんどは地元に住んでいるのに、いつもしている話を繰り返すばかりだ。
私達の同窓会はオリンピックが開催される年にやることになってる。
2008北京大会の頃からつまらなくなってきて
2012ロンドン大会の時は参加したことを後悔した
そして、2016ブラジル、2021東京では参加しなかった。
まるで、みんな50才を過ぎたころから時間が止まってしまったようだ。
毎回同じ話をして、盛り上がるふりをするのに疲れたんです。
2次会に行く気力もなく、毎回言い訳を作って帰るのも面倒くさくなった。
私はみんなの中にすんなりと溶け込めず、浮いた存在だと思う。
いくらうまく話を合わせているつもりでも、わかる人にはわかる。
それでも、毎回同窓会に呼んでくれるのは有り難いことだ。
だから、せめて忙しい中幹事を引き受けてくれた人に迷惑をかけないように、今回も欠席の返事はキッチリ早めに出させて頂きます