【FX初心者必読】ポジポジ病の治療薬 | なつめっちの”FX実践ブログ”

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こんばんは!


なつめかづきです。



今日はポジポジ病のお話をしようと思います。

このポジポジ病に罹ると、とにかくポジションを持って
いないと落ち着かないといった症状に見舞われます。

ひどい場合には、ひとつのポジションをクローズすると
直ぐその足で次のポジションを取りに行きます。

このポジポジ病は特に初心者の多くにみられるものなの
ですが、そこそこ経験のある人でも、このポジポジ病から
抜け出せない人がいるのも事実です。

ポジポジ病に罹っている人の多くは、ポジションを持って
いないと利益を得る機会を逃してしまいかねない、といった
機会損失の恐怖心を感じています。

俗にいう、

『宝くじは買わないと当たらない』

『買ってみない事には始まらない』

といった、真実ではあれど、あまり示唆に富んでいない
格言めいた文言に取り憑かれているようにも見えます。

また、同時に、ポジポジ病に罹っている人の多くは、
チャートやテクニカル指標の数値を頼りにエントリする
タイミングを図っており、

『なんかいい感じだ』

『これって、買いシグナルじゃない!?』

と感じた瞬間、もう、居ても経ってもいられない心理状態
に陥ってしまいます。

この状態に陥ってしまうと、もう、エントリに向けて
まっしぐらです。

それこそ、

『いつ買うの? いまでしょ!!』

のノリです。

いまエントリしないと、次の瞬間から値が動き始めて、
乗り遅れるといった根拠のない恐怖心に煽られてエントリ
してしまうのです。

でも、待って下さい。

あなたの過去のトレードでそのようなケースが
何度ありましたか?

よく分析してみてください。

そう多くはないはずです。

逆に、その多くない、値が動き始めたケースというのは、
もう一度分析してみれば、なんてことはなく、欧州市場が
オープンしたタイミングだったり、重要指標の発表があった
瞬間だったりするはずです。

つまり、値が大きく動き始めるタイミングというのはパター
ン化されています。

なので、

『いつ買うの? いまでしょ!?』

と思ったら、エントリポタンをポチッと押す前に時間を
確認してみてください。

そのタイミングで値が動き始める何か理由がある
でしょうか?

思い当たらない、もしくは、ちょっと調べても見当たらない
のであれば、エントリは控えた方がいいでしょう。

そのようなタイミングでは、一時的に動いたとしても良くて
手数料分をチャラにする程度の利益しか得られません。

また、初心者が

『買いだ!』

と感じたその瞬間、プロは

『売りだ』

と感じていたりします。

同じチャートを見ていても、初心者とプロでは、
そこから得る結論も違ってきます。

見ている観点が異なるので当たり前といえば
当たり前です。

あなたが、もし、ポジポジ病かな、と感じたなら、
是非、エントリする前に一呼吸、いや、時計を見て5分や15分、
できれば1時間位見送るトレーニングをしてみてください。

きっと、

『エントリしなくてよかった!!』

と思える瞬間があるはずです。

これを積み重ねる事で、エントリすべきタイミングというのが
身についてくるはずです。

是非、試してみて下さいね。

では、

P.S.
黒田日銀総裁の記者会見で追加緩和を期待していた向き
には、落胆しか残らなかったようですね。

失望の円買いに動いた様で、動意の薄い中で円高に
振れましたね。

昨日は少し戻しましたが、今晩のFOMC議事録で底堅い
米国経済の流れを確認できれば、円を売る動きも活発化
して大きく戻してくるかも知れませんね。

では、また!!

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