AKB48の経済学/田中 秀臣

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以前から
俗に“AKB商法”と呼ばれる
秋元康氏のビジネス手法


すなわち「AKB48」を取り巻くビジネス環境と
「宝塚歌劇団」のビジネス展開に
共通するものを感じていました。


ともに
「そこに行けば会える」
という専用劇場を持ち


固定ファンを囲い込むような
営業手法。


チームの中心となる
トップスターが
定期的に入れ替わり


チームへの加入手段が
サテライトチームから昇格
という点でも共通しています。


また
グループ内が「チーム制」で別れており
公演はそれぞれのチームごとに担当する
というのも同じ。


そこで
本書を読んで見るに至りました。


すると意外なことに
現状、低迷を続ける競馬界にも
応用が効くのではないかというものを
発見しました。


一個人の活動としてではなく
もっと大きな「マスの活動」としての
ヒントです。


アイデア段階で止まっていた企画を
このヒントを使って
軌道に乗せてみたいと思います。


まだまだアイデア次第で
盛り上げていくことができる。
私はそう思っています。



企画脳 (PHP文庫)/秋元 康

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週刊 ダイヤモンド 2010年 9/25号 [雑誌]

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楽曲名:ある光

アーティスト:小沢健二

作曲:小沢健二
作詞:小沢健二

ある光
歌詞情報 - goo 音楽






前回も紹介した
小沢健二。


彼が表舞台から
姿を消す最後の瞬間に
発表した楽曲。


個人的には
ユニコーンの「素晴らしい日々」
に通じる


覚悟を持って生きる人の
“心の距離”を描いた
名曲であると思っている。


彼の放った
最後の言葉が

「Let's get on board」

いかにも彼らしいと思わずにいられない。
楽曲名:天気読み

アーティスト:小沢健二

作曲:小沢健二
作詞:小沢健二

天気読み
歌詞情報 - goo 音楽






世間的には
「LOVELYな王子様」
というイメージだけで
忘れ去られているであろう、小沢健二。


彼をフリッパーズ・ギターで
初めて知ったときの衝撃たるや
当時中学3年生だった私には
とんでもない「カルチャー・ショック」だった。


そんな彼が
フリッパーズ・ギター解散後に
ソロデビューした際の最初の曲がコレ。


今聴いても
素晴らしい楽曲だと
感心させられる。


洗練されたサウンド、メロディー
の質の良さはモチロンのこと
この歌詞世界を描けるアーチストが
他に何人いるだろうか。


彼の悲劇は
その世界観、芸術性とは裏腹に
時代の流れに完全に乗せられてしまった
という点にあるように思う。


そんな中
彼は商業的にはピークとも思えた瞬間に
自ら舞台を降りた。


もっとも
彼の中には
そんな意識すらなかったのかもしれない。


彼は
まぎれもない芸術家
なのだろうと思う。


彼の多くの楽曲を
改めて耳にすると
そう思わざるをえない。