昨日、なつめさんのお姉さまより送られてきました。
なつめさんがそんなことをお考えになっていたなんて初めて知りました。
沖縄タイムス
2月21日の記事より
宝塚トップスター・故大浦さんの意思引継ぎ寄付 遺族が対馬丸記念館へ
昨年11月に他界した元宝塚歌劇団・花組男役トップスターの
大浦みずきさん ( 本名・阪田なつめ 享年53歳 ) の遺族が20日、那覇市の対馬丸記念館を訪れ、
大浦さんの別れの会に寄せられた香典の一部を寄付した。
「病が癒えたら、対馬丸で犠牲になった子供たちのために慰霊公演をしたい」。
病床で、そんな言葉を残していた大浦さんの遺志を継いだ。
大浦さんと記念館を結びつけたのは、
兵庫県内の大学で名誉学長などを務める医学博士の吉岡済(わたる)さん(82)だ。
大阪大で教べんを取っていた時の教え子に、記念館の高良政勝会長(69)がいたことなどを機に
対馬丸撃沈事件を知り、心を痛め、事あるごとに66年前の事件の惨状を語り継いでいるという。
大浦さんの父で、芥川賞作家の故阪田寛夫さんの代から家族ぐるみの付き合い。
吉岡さんが昨夏、入院療養中の大浦さんを訪ね、
多くの幼子が深海に沈んだ悲劇や、記念館が経営的に苦しい現状を話すと、
大浦さんは「少しでも記念館に協力したい」と心を揺さぶられた様子だったという。
東京都文京区に住む大浦さんの姉内藤啓子さん(57)は、
母方の伯父3人が戦時中に戦死や病死したことを明かし、
「母から、どんな理由であれ戦争はいけないと教えられた。何ができるか模索している時、
妹の気持ちを思い出した」と目を潤ませながら語った。
高良会長は不思議な縁がもたらした寄付に、
「とても感動している。対馬丸事件を多くの人に伝えるため、これからも頑張っていきたい」と感謝した。
ウチにあった本です。
ウチのおふたりさんにも 『 戦争 』 のこと少しずつ知って欲しくて
去年の夏に読んでもらいました。
又、このアニメが2、3年前にNHKで放送されていたのを録画しておいたのもあり買いました。
絵からではなく、活字から入って欲しいがモットーのわたし。
ホントはアニメ絵本ではなくて本から読んで欲しかったのだけど。
わたしも昔読んだ、大城立裕さん著、長新太さん絵の本の方は難しすぎるので
『 対馬丸 』はアニメ絵本から入ってもらいました。
戦争は戦地で戦っている兵隊さんだけのことではなく、おふたりさんのように
ちいさな子どもも犠牲になったこと、戦争はやってはいけないことをわたしも伝えたかった。
それと、野坂昭如さんの短編小説 『 蛍の墓 』 も読んでもらいました。
昨年の終戦記念日にNHK 『 私の1冊 日本の100冊 』 で壇ふみさんが語っておられました。
今年の夏はジブリの 『 蛍の墓 』 を見てもらおうと考えています。
なつめさんがお星さまになって3ヶ月ちょっと。
なつめさんがやりたかったこと、かたちになってよかったです。
まだなつめさんの姿をみることができないわたしです。