3人の息子たちを無事大学入学まで導くことができて、私も一段落しました。

ここまで塾や予備校に頼ることなく、試行錯誤しながら受験サポートしてきて、それなりの結果も出せましたが、よく考えるとそれは子どもの成果であって私のものではない。

 

ここからは私は私のための人生を生きないといけないと思いました。

理事長も3年やって実績を残せたし、新しいことを始めたい。

 

そしてついにビッグチャンス到来。

 

私、関西万博で働くことになりました。

 

4日前にアルジェリアパビリオンからホストで働かないかとオファーが来ました。

ホストの仕事は早番と遅番があって、土日のどちらかは出るけれど平日にお休みがもらえるということ。英語もフランス語も使えそうだということ。これらを考えてオファーを受けました。

 

一昨日から仕事を始めました。午前中にスタッフの紹介があり、一通りの仕事内容を確認しました。展示物の紹介もそう難しくないし、スタッフもみんないい感じで働きやすそうだと思いました。スタッフの8割は海外からの方で、基本的にコミュニケーションや研修は英語。なかなか刺激的です。

 

お昼にアルジェリアから来られている要人たちと会い、簡単にフランス語で挨拶をしました。

 

すると午後に突然、アルジェリアからの要人の秘書にならないか?と聞かれました。なんでもフランス語しかできない人もいるそうで、フランス語のできる秘書を探しているがなかなか見つかっていないとのこと。昼からアルジェリア人の方々とフランス語で面接。

 

「いや、私のフランス語は初級レベルなんです。大学で4年間勉強しましたが、話をする機会もないし、ほとんど話せません。」

とたどたどしいフランス語で話したのですが、

 

Let's try! Don't worry. (なぜかここは英語)

 

と笑顔で言われ、即採用。

 

ということでいきなり今日からフランス語の辞書を引きながら、フランス語で秘書の仕事をしています。半年間お給料をいただきながら、フランス語のレベルアップをしてきます。

 

それにしても万博は夢洲駅に着いた瞬間からワクワクするような雰囲気で、会場の中に入ってパビリオンを外から眺めて歩くだけで楽しい。

 

まだどのパビリオンも営業を開始していないので中は見ていないのですが、外を歩いているだけでも十分に楽しめます。

 

大屋根リングに上がって、周りを見渡すだけでも気持ちがいい。

 

暑くなるまでにぜひ一度お越しください。私は写真の真ん中のキラキラした建物の2階オフィスにいます。

 

大きなパビリオンもたくさんあるけれど、これぐらいの大きさのパビリオンで、スタッフ皆がファミリーのような雰囲気なのがとても私にはしっくりきます。