ご縁あって小学生に英語を教えることになりました。

 

小学生に英語を教えるのは何年ぶりだろう。

思い起こせば三男が小1の時に近所の子達と一緒に英会話を教え始めました。

はじめは大阪大学に入学したお父様がアメリカ人の女の子のバイトのために始めたのでした。

 

彼女はバイリンガルだったけれど教え方は知らなかったので、私が教材を用意して彼女がレッスンする形式でした。そのうち彼女の学業が忙しくなり、私一人で教えていました。

 

子どもたちはやらなければならないわけではなく、学びたいから英語を学ぶ。

毎週喜んで走って来る。

楽しい動画に笑い転げ、感動し、いつの間にか読めない英語を話したり歌えるようになっていました。

 

小さい子のほうが耳がいいので、言語の習得は早いですね。

 

最近、来るようになった小1の子も英語が楽しいと言います。

私に会いたいからと少し早めに来たりします。

先生の絵を描いてみたと言って、かわいい似顔絵をプレゼントしてくれたりします。

なんてかわいいんでしょう。

おしゃべり好きで、どんどん吸収してくれます。

 

ここに来るまでに3年間幼児英語教室に通っていたというので、どの程度のレベルかなと思ったのですが、知っている単語はあっても自己紹介はできない。英語を読めない。書けない。

 

英語教育ももっと真剣に何からやるべきか考えるべきだろうな。

 

今は自己紹介を言えるように毎週少しずつ文を増やしながら、単語も文法も自然と理解できるように工夫しています。ノートに書くようにしています。

書くのも楽しいようです。

絵本を音声を聞いて真似して読めるようにしています。

単語カードを使いながら少しずつ語彙を増やしています。

 

「先生、どうして英語を勉強しようと思ったの?」

「先生、どうして英語ができるようになったの?」

 

「楽しいからよ。私は中学生になって初めてABCから習ったけれど、どうしてこんない面白いものを今まで私に誰も教えてくれなかったんだろう?と思ったのよ。」

 

という話をしました。

 

次に来た時には「どうしてこんなに面白いものを誰も教えてくれなかったんだろうって思ったんだよね?」と彼女から話してくれました。

 

目を輝かせながら英語を話してくれる彼女。

耳がいいからとてもいい発音で話してくれます。

褒めるととても嬉しそうにしています。

 

楽しい、できる、楽しい、もっとやる

 

この繰り返しで英語はできるようになるのではないでしょうか。

 

ある程度英語は仕上がっている三男も暇を見つけては英単語アプリのゲームのようなものをやっています。きっと楽しいのでしょう。