私立大学の公募試験に全部合格した教え子が気を良くして、今度は一般入試で関西大学の受験を検討したいということで調査してみました。調べたのは文学部です。

 

関西大学が出している受験案内のYoutubeを見ると

 

合格ラインは文系で約72%。得点調整前の素点。324点/450点。

センター利用ボーダーは文系 約81% (前期)、約77%(中期、併用)。

 

ということでした。センター(共通テスト)利用は単に共通テストの結果を提出するだけで合否を判断してもらう前期と、関大の英語試験を受験+共通テストの国語、社会を受ける中期併用があります。どちらにせよボーダーはかなり高めです。

 

関大のテストは得点調整があるため、赤本の点数x0.85で計算するのがよさそう。

 

マナビズムという関関同立専門学校が出しているYoutubeを見ると、この年末までの到達度としては合格最低点マイナス30点ぐらいのところにいればチャンスがある。マイナス50~80点でも不可能ではないけれど奇跡に近いという話をしていました。

 

関大の英語はそうひねくった問題を出題しているわけではありませんが、近大の英語に比べればかなり難易度は上がります。

 

1に語彙力、2に長文読解力が問われるところでしょう。

 

国公立志望で滑り止めに受ける子や関大を第一志望に必死に毎日朝から晩まで勉強している子たちに混ざって受けるわけだから、かなり本気で取り組まないと難しいでしょうと話をしました。

 

公募で合格すると気持ちの余裕ができますが、さらに上をチャレンジする気持ちは薄れてしまう傾向があるので公募で受験する大学が第一志望でない場合は要注意ですね。