はじめまして、おおばなつこです。
今日からこのブログを通じて、かつての私と同じように「やりたいことはあるけれど、どうしても一歩が踏み出せない」と立ち止まっている方へ向けて、心を込めてメッセージを届けていきたいと思っています。
まずは、私が何者なのか。少しだけお話しさせてください。
<一見華やかな経歴と、その裏側にあったもの>
大学を卒業して入社したのは、まだ立ち上がったばかりの新しいブランドでした。東京の一等地、誰もが憧れる街に次々と店舗をオープンさせていく、勢いのあるブランドでそこで私は数店舗の店長を経験し、現場を率いる楽しさと喜びを知りました。
その後、本社勤務となってからは、アパレル最先端のキラキラとしたオフィスで、ブランドそのものを動かす立場に。多くの実績と仲間に恵まれ、充実した毎日を送っていました。
けれど、そんな外向きの華やかさとは裏腹に、私の心の中には常に「ある声」が響いていました。
「私の人生、本当にこのままでいいの?」
実は、私はブランドの成長と共に駆け抜けていたのですが、ずっと「起業したい」という想いを抱え続けていたのです。そもそも起業するための社会経験として入社したつもりだったので、長く続けるつもりは全くありませんでした。
当時の私を知る人は、きっと驚くかもしれません。「あんなに楽しそうに働いていて見えたのに?」と。
でも最初から順調だった訳ではありませんでした。私は相当な「落ちこぼれ」からのスタートだったのです。
最初に入った店舗でも、周りを見渡せば私より仕事ができる人はゴロゴロいました。キャリア、スキル、スピード、コミュニケーション能力。どれをとっても自分は劣っていると感じ、ミス連発で本部から上司が飛んできて説教される程の問題児でした。
いつ辞めてもいい。という空気感が周りからも自分からも出ていたと思います。まさに暗黒期です。でもそんな時にも、励ましてくれる優しい人がいました。
だから続けていたら、気づいたら仕事に慣れ仕事が楽しくなっていました。その後は会社の期待に応え、成果を出せるようになり、出世という目に見える「正解」を積み上げていくことができていきました。そして自分の内側にある想いや心の声に見て見ぬふりしていたのです。
一番大切な「大砦」から逃げるために
なぜ、20年もの間、起業に踏み出せなかったのか。
今なら、その理由がはっきりとわかります。
それは「自信がなかったから」だけではありません。
起業という選択肢が、私にとって人生で最も大切にしたい「大砦(おおとりで)」だったからです。
私にとって、自分の名前で、自分の力で生きていくことは、絶対に失敗したくないこと。もしそこに手をつけて、失敗してしまったら? 「私には可能性がある」という、最後にして最大の希望が、跡形もなく消えてしまう。
それが怖かったのだと思います。
だから私は、目の前の仕事のせいにして
「今はまだブランドが私を必要としているから」
「これが終わるまでは離れられないから」など
そうやって正当な理由を見つけては、楽しそうに働くフリをして、一番向き合わなければならない「大砦」から目を逸らし続けていたのです。
20年。
あまりにも長い時間、私は自分の本当の望みを、安全な場所に隠したまま「準備中」という看板を掲げて過ごしてきました。
<強制終了。そして、開かれた門>
そんな私を動かしたのは、自分の意志ではなく「環境の激変」でした。
コロナ禍、そして出産。
逃げ道にしていた忙しい日常が、ストップしました。そして専業主婦となり、社会という大きな渦から切り離されたとき、目の前に残っていたのは、20年前からずっとそこにあった、「大砦」への門だけでした。
「もう、ここを登るしかないんだ」
逃げ場がなくなったとき、ようやく私は重い腰を上げました。
20年かかってようやく、私は自分の人生のハンドルを自分で握る決意をしたのです。
このブログが、あなたの「近道」になるように
私の起業までの道のりは、決してスマートなものではありません。
臆病で、目を背け、20年も足踏みをし続けました。
でも、勇気を出して一歩を踏み出した今、私が感じているのは「もっと早く始めればよかった」という後悔ではありません。踏み出した途端、これまでの20年間の点と線が繋がり、面白いようにパズルが埋まっていく感覚があるのです。
「自信がついたら」「準備ができたら」
そんな言葉で、あなたの大切な「大砦」から逃げ続ける必要はありません。
扉を開けてみた先の世界は、あんなに怖がっていたのが嘘のように優しく、そして驚くほどスルスルと、面白いように歯車が噛み合い始めています。
このブログでは、20年の足踏みを経て「一気に加速するフェーズ」に入った私が、具体的にどんな視点・思考・行動でその流れを掴んでいるのか。その全貌を解き明かしていきます。
私の失敗と、そこから得た気づきが、かつての私のような人のヒントになりますように。
