お待たせしました!

ニューヨークベーグルの作り方続編になります。(材料の詳細はひとつ前のレシピ版をご覧ください)

ベーグルはパン初心者の方にも簡単に作れますので是非気楽にお試し頂きたいと思います♪

(工程写真は作りながら片手で撮影しておりますので写真のクオリティが悪くて恐縮です。。。)





材料:小さなベーグル8個分(我が家の朝食にはミニサイズが丁度なのですがNYサイズやマルイチさんのサイズが良い場合は4個分になります。)



強力粉   500g

水      230~240ml

イースト  小さじ1

砂糖    大さじ2

塩      小さじ11/2

オイル   大さじ1


モルトパウダー(茹でる用。砂糖、はちみつで代用可)少々


作り方:

①大きめのボールに材料を計って入れる。イーストと塩は離れた位置におく。





②分量の水を入れてヘラやスプーンなどで素早く混ぜる。水ができるだけ早く、全体に行き渡らせる感じで。水の量はその日の湿度などにより変わるので230ml入れて固すぎたら足すようにする。それでも通状のパン生地よりかなり固め。






③ボソボソした感じだが気にせずにラップをして水分が全体に回るまで3分ほどおく。





④ボールから出して台の上に移して捏ね始める。通常のパンより生地が固いので体重をかけて上から押す、2つに折る、を繰り返して捏ねる。(これは結構な力仕事です。。)




⑤全体がまとまって表面が滑らかになるまで捏ねる。(固い生地なのでグルテンチェックはできない)




⑥すぐに包丁やカードで切るようにして8等分にする。(1個あたり95グラム前後)乾燥しないようラップをかける。




⑦1個ずつ2回ほどきつめに2つ折りにして丸い状態にしてラップをして10分ベンチ(寝かせる)する。(室温)







⑦寝かせた生地を手のひらで20センチほどの楕円に押し延ばす。(何度も触っていると伸びが悪くなるので力をかけて少ない回数で目的のサイズにする)




⑧空気が入らないように手前からくるくる巻く。(空気が入ると焼き上がりに気泡ができてムッチリにならないのできつく巻く。)




⑨片端を手のひらでつぶして2回ほどねじりながら、全体が丸い形になるように成形する。




⑩片端のつぶした部分でもう一方の端をくるむようにして閉じる。その際には接している生地同士をつまんでしっかり付ける。




⑪バットなどに並べてラップをかけて(できればラップがベーグルに触れないようふちの高さがあるバットが良い)常温で20分寝かせる。(室温26度くらいで20分なので冬季やエアコンの効いたお部屋の場合は30分くらい。見た目がほんの少し大きくなるくらいまで)この間に茹でる用の湯を沸かして、オーブンを200度に余熱しておく。





⑫大きめの平鍋かフライパン(茹でたてをすぐ焼かないと焼き上がりにシワが寄るので一度に8個が入らなければ湯を2つ用意する)にたっぷりの水とモルトパウダーを1リットルあたり1gほど入れて沸かす。


⑬ごく弱火にしてベーグルの表を下にして入れて1分半茹でてひっくり返す。裏も1分半茹でる。





⑭穴開きターナーなどで取り出して、クッキングシートを敷いた天板に素早く移してできるだけ早くオーブンに入れる。(時間が掛かると焼き上がりにシワが寄る)





⑮200度オーブンで20~22分ほど、こんがり焼き色がつくまで焼く。


⑯オーブンから出してクーラー(網など)の上に置いて出来上がり~~~~~




翌日くらいまで美味しく頂けますが保存料や安定剤などが入っていないので食べ切れないものは冷めたら1個ずつラップでくるんでジップロックなどに入れて冷凍するとしばらく美味しく頂けます。

冷凍ベーグルは電子レンジに10秒ほどかけて横ふたつに切り、トースターなどで焼いて頂くと焼きたての美味しさがよみがえります。


分かりやすいように細かく書いておりますのでややこしそうに思えますが、実はとても簡単です。

要約すると捏ねて、丸めて、茹でて、焼く、という単純な作業です。

ポイントはほぼ発酵させない、ということです。そして茹でて表面の発酵を止めて膨らまない状況で焼くことで、中身がむっちり詰まった状態になるのです。


最後になりますがこのべーグルはニューヨークに住んでいたときに食べていた現地のベーグルを目指して作ったレシピになります。

日本の一般的なベーグルに比べるとかなり重く、目が詰まっている噛みごたえのある食感でお味も濃いめです。

ということでお好みが分かれるところかもしれません。

ですが本場ニューヨークベーグルをお探しの方にはお役に立てるかと思います。


一度お試し頂けましたら幸いです♡