このコロナ禍で、密かに注目している情報がありました。


それが、人口動態統計です。


厚生労働省が毎年発表しているもので、年間の死因別の人数がわかります。



6死亡数・死亡率(人口10万対),死因簡単分類別を見ます。


https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai20/dl/h6.pdf



なぜ人口動態統計に注目していたかというと…


コロナの死亡数は、日々集計されているものはだいぶかさ増しした数字になっています。

(死因に関わらず、コロナに感染していたらコロナ死と届けるよう厚労省からの通達が出ているため)


これは、危険な病気を保守的に見るための措置なので、仕方のないことかもしれませんが、本当のコロナの怖さが、これではよくわかりません。


でも、人口動態統計では、本来の死因で集計されるとのことです。

癌で死亡してもPCR陽性だったらコロナ死になってたところが、ここでは癌死と判断されると。


で、2020年の結果ですが…


コロナ死(その他の特殊目的用コード)

3,466人


ん?そんだけ??

というのが最初の感想。


ちなみによく引き合いに出されるインフルエンザ(2019年)は…

3,575人


ほぼ同じですね。


ちなみに2019年で比較したのは、今年のインフル死者が激減しているためです。


その理由は、個人的にはウイルス干渉かなと思ってますが。


ちなみに、2020年のその他の死因をいくつか上げると


肺炎   78,445人

交通事故  3,713人

自殺   20,222人



もはや、言葉が見つからねぇ…



一応、過去5年分のデータも見てみたんですが、2020年は、


・年々増加していた総死亡者数が減少

・インフルエンザや肺炎が減少

・自殺者が増加


という感じでした。



また、超過死亡・過少死亡という概念があります。

難しくて正直あまり分かってないのですが、

本来想定される死亡率から多いか少ないかってことらしいです。


ここは国立感染症研究所のデータを引用します。


簡単にいうと、2020年は、


新型コロナウイルス感染症を除いた死亡は、例年以上の過少死亡数が認められた

自殺は、例年以上の超過死亡数が認められた


我が国における超過死亡数および過少死亡数 (2020年12月までの死因別のデータ分析)リンクwww.niid.go.jp


2020年は、ワクチン摂取が始まってない時期です。

総死者数は減り、そして、自殺が増えている…



もはや、言葉が見つからねぇ…😭