秋の曇りの土曜のプラハからこんにちは。


あぁ、くたくた。

今日は長女さんに振り回された一日でした。午前中、彼女の地理の授業の宿題の付き添いに行ったところから話は始まります。


宿題は、チェコ外務省の建物Cerninsky Palacの柱の数を数えること。


前日の金曜にクラスメートと数えに行ったら、庭園に面している建物の反対側が見られず、守衛さんに、庭園の開く土日に来てご覧よと言われたらしい。


そこで今日行くことにしたのですが、庭園に11歳の娘を一人で行かせるわけにもいかず、残りの二人も連れてみんなで散歩がてら行きました。あ、ちなみにわが家の自由人(夫)は友人のコテージで力仕事のお手伝い。金曜日からウキウキ出発したので週末イベント不参加。いやいや、楽しそうで何より。


さて、話をもどしてと。柱と言っても、飾りのように半分埋まっているもの、玄関柱、門柱等、どれを数えたらいいんだ!と長女さん頭を悩ませておりましたが、これは彼女の宿題。私達は散歩を満喫しておりました。


やっと数え終わり、帰ることになったのですが、長女さんが、先生に説明を受けながらまわったコースを歩いて帰ろうとのことで、私達は楽しく観光気分で説明を聞いていたのですが、途中で


長女「あれ、道がわからなくなった。。。」


しょうがないので、1番分かりやすくプラハ城にでてネルドヴァ通りを下る事にしました。すると今度は、


長女「お母さん、私考えてたんだけど、あの建物は四角じゃなくて、L字型な気がしてきた。だって反対側が明らかに短すぎたもん。もどりたい。」


えぇ。。。。。


確かに私もそう思ったさ。しかし、後で先生との答え合わせで残念な思いをしたほうが、と言わなかったよ。長女さん違和感に気づくタイミング悪すぎ。後もうちょっと早いか遅ければ。これは、戻るしかない。。。


ということで、マロストランスケー広場まで下ってお昼を食べて、再びトラムでプラハ城方面へ上りました。2回目の外務省の柱数え、L字型なのは確認できましたが、生い茂る木々や他の建物のせいで、やはり4面しか見えず、残りはネットで探してみるそうです。


この時すでに時刻は15:00をまわっておりました。さぁ、今度は長男くんの番だ!今日はペトジーン公園のMusaion前でプラハ5区の子供イベントが開催されました。5区とナショナル・ミュージアムが共催したこのチェコの文化に触れようイベントでは、5区の幼稚園や小学校がそれぞれ様々なゲームや工作等のテントを出していて、子供達はお菓子をつまみながら楽しく遊んでいました。


ウクライナの子供達もテントを出していて、青と黄色の粘土でピアスやペンダントを作って遊びました。しかし、気がつくと、長女がいない。長男4歳ではなく、長女11歳がいない。。。すると次女が、


次女「長女ちゃん、ナショナル・ミュージアムの解説ツアーの最終組に参加したんじゃない?」


えぇ、、、。私達、今団体行動をとっているよね?普通は声をかけるよね?長女さーん、今日はどうしちまったんだー!解説ツアー中は中に入れず、その後私達は15分待ちぼうけ。たくさんのお土産をごっそり下げてでてきた長女さん、


長女「ごめん、待った!?一緒に解説を聞いていたチビちゃん達の足が遅くてさぁ、時間がかかったー!」


私「私達は待っていただけではなく、君が本当にツアーに参加しているかという確信も持てていない状態だったんだよ。今私達は団体行動中。ちょっと信じられない行動。(心の声::私は今とても怒っているんだコノヤロー)」


長女「え!ツアーもイベントの中の行事じゃないの。場所がミュージアムの中ってだけで。」


私「だからだよ。見えないじゃない。」


長女「あ、確かにそうだね。ごめんね。今度からは声をかけるね!」


まったく。しかし、これでやっと家に帰れる!風船を5個に手提げ紙袋を持ち、焼き菓子をかじりながらもらった笛をピーピー鳴らす。子供達よ、大満喫だな。やっと家に着いた時には夕方6時をまわっていました。楽しかったが疲れた。あ、充実の土曜日、気づいたらもう10分前に終わっていた!


本当に力つきたので、今日はもうこれで終わり。


みなさま、良い週末を!