うつせみ キム・ギドク | ・・・の続き

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エヴァ・オーリンも、ペ・ドゥナも、まとめて好き。


ようやく大阪でも土曜から公開されてます。

モーニングショーのみ、しかも

予告編なしなので、10時15分開演には遅れずに。


行ってきましたよ。この日を指折り数えて。

んもーキドク映画なので気合い入りまくり。

この監督への一方通行な愛をどう表現すればいいの?と

見に行くというだけで、着用下着の色まで考えた。

本人に会うわけでもないのに。


むふふふふ。

ずっとまえから「空き家」「3-Iron」という

タイトルをみていたので、正直邦題「うつせみ」は

線が細そうでいかがなものか?と思ってました。

もちろん大まかなアラスジのみの知識で。

うっひょー。見終われば「うつせみ」というタイトルは見事。


また数日に渡って感想がぽろぽろと

わたしの中から垂れ落ちてくるだろうけど

「気配」の入れ替わり、がおもしろかった。

そしてなんたって体重計の目盛り。

そこだけで、数日幸せでいられます。


当初 まったく気配がなかった彼女。

ラストは輪郭のような存在感を得た彼女。

その逆に、輪郭を消し去った彼。

入れ替わり。なるほどなあ。と。

んもーほんと ニマニマ。

かといって、誰もかれもに「うつせみ」はお勧めはしない。

13あるキドク映画のなかの一本、という

位置でこれから未来、いろいろ考えてみたい。


いやー、気配ない隙間クンの「存在」って

誰もが保有してるでしょ?

という でしょ?っていうのは

わたしにもいるから。隙間くんが。

ここでヒクひとは、ヒイテ構いませんわ。

帰りの電車、空いた席に

隙間くんを座らせて、わたしの「キドク後」の

ニマニマ笑顔を見せてあげた。


というか、今でも頬があがりっぱなし。

ああ、わたしも気配を消して

キドク監督の帽子のツバにちょこんと座ってみたい。


と書きつつ、ちょっとほんとに

きけんなひと になってきたので終了w。

ん~、にまにま。