●人見知りを克服したい! コミュニケーション能力アップ小学生・中学生・高校生の話し方教室
おとなしいお子さんを心配していませんか。
※コクフク龍(苦手を克服、福が来る)
おとなしい、自信がない、引込み思案、人見知り、
人前で話すのが苦手、緊張するという場合、
コミュニケーションのトレーニングをさせてあげましょう。
ある生徒さんが「人見知りを克服したい」と言いました。
●人見知りという枠
人見知りってどういうことを言うのか。
どういう状態を直したいと思っているのか。
人によって言葉の捉え方が違うんですよね。
だからお子さんに話を聞くようにしています。
例えば、学校で話し合いの時間がある。
隣の席の子と話しましょう、となった時に
うまく話せなくなるので私は人見知りだと思う、
ということです。
人見知りという言葉を辞書で調べると、
「子どもなどが、見なれない人を見て、きらう、はにかむこと」。
それを聞くと、生徒さんは首をかしげていました。
そういう意味なんですね、と。
合っているようなそうでもないような?
言葉に振り回されるのはっもったいないです。
お子さんが「私は○○だから、○○できない」
と思い込んでいることがほとんどです。
その点を少し解してあげる必要があります。
人見知りだから、隣の席の子と話し合えないというより、
嫌われるのが怖いとか、どう思われるだろうと自分の評価が
気になってしょうがないわけです。
今やるべきこと、授業で求められていることは
「話し合い」ですから。
コミュニケーション能力を高めるとは、
自分の評価を高めることではありません。
人と良い関係を築くこと。
その場で期待されていることを実践すること。
相手本位の行動がとれることです。
自我が育つ時期で自意識が強くなるものですが、
コミュニケーションは相手に答えがあります。
自分ではなく、相手に意識が向けられるように
一緒に考えるトレーニングをしましょう。
オンラインでお待ちしています。
ボイスアカデミー
小中高生部門主任
浅井奈津子