こんにちは！NATSUKOです
今日は私が思わず苦笑いしてしまうことを書きたいと思います。
それは、まさにタイトルの通り…
私の親戚の子で、一人暮らしで働いていたもののうつ病になってしまい、
退職・そして実家に戻って引きこもり状態になってしまった子がいます。
詳しい話を聞いて、私は
「過酷な職場だったんだろうなぁと思い、ゆっくり休んでほしいな」と感じていたのですが
どうしても周りに、うつ病に対しての理解がない方や、精神論で片付けようとする方がいます
「うんうん。大変だったね。」と同意をしつつ
でも家にいてばっかりだと直らないから、とりあえずアルバイトから始めてみよう！！
正社員じゃなくて大丈夫。好きな時間にアルバイトしてみよう！！
と言うんですね…。
いかにも名案のように言うんです
そういうことじゃないんだってば
と何度思ったことか。
正社員はだめでも、アルバイトならＯＫでしょ！と自分の物差しで決めつけてくるのです。
もちろん「よし、じゃあアルバイトの面接に行ってこよう！」となるわけもなく…
すると今度は２つめのアドバイスにうつります。
「家の中にいるともっと鬱になるよ！」
「外に出た方がいいから、散歩にでも行って来たら？？」
これも無茶ぶりだなと私は思いました。
だって、散歩に出たら誰かに会うかもしれないじゃないですか。
「〇〇さんちの〇〇くん、帰ってきたのかしら…仕事どうしたのかしら…」
って心の中で思われるかもしれませんし、
なんなら「あらー！帰ってきたの？今はお仕事どうしてるの？」って
無神経に聞かれるかもしれません。
そのあたりを考えずに、
“相手を気遣っているつもり”で
善意でアドバイスしてくるから厄介なのです
挙句の果てに、
「自分も昔辛いことがあって、あのとき病院に行っていたらきっとうつ病だったと思う！」
だとか
「人生辛いことがあって当たり前。踏ん張らないと」
「うつ病なんて甘え」
と言い出すことも…。
別のケースでも、うつ病持ちの状態で就職しようとしていて
でも面接にどうしても落ちてしまう人に対して
母親が「とにかくどこでもいいから仕事しなさい！」
「なんでもいいから！」と言うんです。
「やればできる！」「がんばれば受かる！」なんて
無責任な言葉と一緒に。
母親としては心配で”どこでもいい””なんでもいい”と言っているようですが
世の中には酷い職場もたくさんあります。
そんな職場に入ってしまったら、もっと悪化してしまう可能性がありますよね
そんな中「どこでもいいから仕事して」「なんでもいいから」と言われると
『自分がそんなところで働いても心配されないんだろうな』
『自分のことなんてどうでもいいんだろうな』と感じ
せっかく立ち上がろうとしている気持ちがポキッと折れてしまうというのを
見たことがあります…。
こんな風に、身近に≪精神論で片付けてくる人≫がいると、
本当に大変だと感じます
確かに、自分の身近な人がうつ病や引きこもりになってしまった場合
心配する気持ちもとてもよくわかります。
ちょっとくらい外出たら？と思う気持ちも、わからなくはありません。
メンタルクリニックに通っても、「これいつよくなるの？」「本当によくなるの？」
と思うことも多いですから
でもだからといって、精神論を言っても解決しないんですよね
そんな方々と接しているうちに、その精神論を押し付けてくる方達は
仕事をしないことというより、社会との繋がりを持っていないことを
心配しているパターンがとても多いことに気づきました。
家にいないで外に出たら？という言葉には、社会との繋がりを絶たないでという
意味が強く含まれていました。
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