よし、明日は点滴
頑張ろう

と言う訳で続き
その頃の二号ちゃんは写真が何を意味しているのかがわからなかった
彼にとっては只の紙
兎に角なんでも口に入れてしまう彼は写真を持たせるとみんな食べてしまう
見せるだけにすると興味がないので知らん顔
具体物、しかも二号ちゃんの好きなものだけが視線をこちらに向ける事が出来るアイテムだった
まずおやつを高いとこに上げた
これだと大人にクレーンしないとおやつは取れない
クレーンさせた、何回も何回も。一回に渡す分はなるべく少なく
そのかわり、絶対に要求されたら断らない
パニックになったら家中の音の出るものを止めた
毛布にくるんで治まるのをひたすら待った
水には好きなだけ触らせ、嫌がる事はやらせない、偏食も自由にさせた
でどうなったかと言うと…虫歯が増えた(^_^;)
じゃなくて、凄く要求の上手な自閉っ子になった。大人を上手に使ってくれる
大人は言う事聞く
小学校からは指示の理解を頑張ってもらっている
…ので、今は駆け引きが出来るまでになった
こちらが「これどう?」と問いかけると(写真や具体物)いやかいいよを答えてくれる。みんな嫌なら無視。そしたら別の何かをまた選んでもらう。そんな感じ