私には、新卒で入社した会社の、
100人のかけがえのない同期がいます。

内定者時代から本当に仲が良く、
社会人10年目を迎え、
半分くらいが会社を去った今でも、
定期的に顔を合わせています。

今日は久々に同期の中でも内定者時代からずっと仲が良かったメンバーで再会。

お互いの近況報告を簡単に済ませ、
盛り上がるのはやはり昔話。

ちょうど10年前の、死ぬほど楽しかった研修の一ヶ月の話、

毎年夏に行っていたキャンプの話、

毎日のように朝まで飲んでいた話、

同期内の男女の話。

とにかく語りだしたら止まらないほど、沢山の想い出話が溢れてくる。


私たちは10年という月日を、
仕事に、遊びに共にしてきたからこそ、
お互いのことを理解していて、
ダメなとこも良いとこも熟知している。

そして、それを理解しながらお互いを尊重し、愛情を持っている。

そして、ここが私の一番自分らしくいられる場所。

この関係が、
きっと男と女の間柄でも理想的で、
でもそれってなかなか難しい。

増して、今から出逢う新しい誰かと、
この同期たちとの様な関係性を築くのは、
ほとんど不可能なんじゃないかと思う。

一体この先、
どんな人となら分かち合えて、
尊重し合って、
愛し合えるのだろうか?

何があっても失うことない存在だと、
どうしたら、確信できるのだろうか?


10年前なら朝まで行っていたカラオケも体力的に断念し、
それぞれ家庭があることもあり、終電前に解散。

環境や体力的な面が変わっても、
やっぱり私たちの内面や関係性や笑顔は
あの頃と何も変わりなくて、

こんな関係性を生涯のパートナーとも築いていけたらどんなに幸せかと、

願ってやまない、10年目の夜。