昨夜、2ヶ月以上にも及ぶ長期出張から夫がご帰還いたしました。
これで、私のバカンスは終わりました〜〜という冗談はさておいて。
今回の仕事では、シチリアからナポリまでの海岸沿いの海上にずっといて、最後はシチリアのメッシーナから飛行機で帰ってきたので、お土産にはこれ〜。
シチリアを代表するドルチェ、カンノーロ
なんでもこの『i dolce di NONNA VINCENZA』ヴィンチェンツァおばあちゃんのドルチェ、という名のものが有名だそうで、空港にもお店があるらしい。
うん、確かに、美味しくいただきました。
カリカリの皮の内側にはチョコレートがコーティングしてあって、リコッタチーズもしつこくない甘さ。
カンノーロって見た目、その大きさにビビるんですが、ぺろっと1個、食べれちゃいました。
さて、FUGROという地質調査会社に勤める今回の夫のミッションは、シチリアからナポリまでのティレニア海域に、パワーケーブルを敷くためのルートを探す海底調査。
仕事が始まった2ヶ月前は、まだイタリア、コロナが収まってなかったので、メッシーナで飛行機を降りて船に乗るまで、4日間ホテルで隔離してました。
帰ってからは、隔離もなくホッとしてます。
船はこんな立派で、今回は大当たり〜
まるで地中海クルーズだわ!
左上の丸いのは、ヘリコプターの離陸所。
乗組員たちは、運動不足解消にここでマラソンしたり、散歩したりしていたそうです。
もっとも船内にもちゃんとジムがあったようですが。
海底調査をしてくれたロボットくんがこれ。
タイタニックならぬ数隻の沈没船を見つけたり、紀元前1世紀の古ーいアンフォラを見つけたりしたそう。
こちらは海上からの素敵な風景。
遠くに見える山は、ストロンボリです。
たまには船上でバーベキュー?
ハイネケンはノンアルコール
6月7日は、彼の誕生日だったので、船のコックさんがこんなケーキを作ってくれたそう
ドン・シルヴィオって…笑
ということで、今回はかなりリラックスした出張だったようです。
いつもは、石油がらみの危ない場所ばかりに行くのでね。
例えば、前回はペルシャ湾で相当危険な目にあってましたから。
注: 実はこの記事で、ネイビーの写真を載せていたんですが、今回読み返してみたら消されてた!やばーっ!こういうことが度々あると、ブログ消されちゃう?
とはいっても、今回も海中に捨てられた漁の網がロボットに引っかかって、大騒ぎになることもしばしばあったようで、46日間の予定がずいぶん伸びて、その間ずっと船内ですからね。
大型船だったし、気候のいい地中海だったので船の揺れはなかったそうですが、それにしても、私には絶対この仕事はムリ!
なぜって、船内禁酒ですからねえ。
一仕事終わってのワインもビールもなしなんて!
ということで、昨夜は極上の(やや…)プロセッコを用意しておきましたよ〜。
長い間、ご苦労様でございました。
これから8月半ばまで、長い夏休みらしいですので、どうぞごゆっくり〜。
とはいっても、いつも綺麗で、食事も用意されていて、空調も申し分なかったクルーズ船と、現実世界は違いますんで、そこんとこよろしくお願い致します。
早速仔猫のおトイレ用の砂、買ってきてね〜(重いのよ!)