何年ぶりかにお雛様出しました。

 

でも怖かった〜!箱開けるの本当に怖かった〜!滝汗

 

なぜかっていうと、昔友人に「長いこと箱から出さないお雛様は、箱の中で、お雛様とお内裏様が共食いするんだよ」なんて、恐ろしいこと言われたもんですから。

 

両人の頭が食いちぎられてたら、どうしよ〜〜なんて…

 

ってまあそれは冗談でも、とにかくすごくカビてるのではないかと恐ろしかったんですけど、予想に反して全く大丈夫でした。照れ

 

 

 

 

 

 

これは娘が生まれたときに、父と母が日本から送ってくれたものです。

 

あ。そういえばあのとき!

 

あの頃はミラノに住んでいたですが、発送してくれて父がご丁寧にも金額を正直に書いてしまったものですから、ミラノの税関から連絡が入って、しこたま関税を払う憂き目に遭いました。笑い泣き

 

 

 

そして、最初の10年くらいはちゃんと飾っていたんですけど、だんだんそのうち…

 

だって言い訳ですけど、イタリアってお雛様を出す2月、忙しいんですよ〜

 

カーニバルでビックリマーク

 

カーニバルは地方によって色々ですけど、ここオスティアでは、1ヶ月くらいの間、毎日曜子供たちに衣装を着せて広場に行ったり、学校やら習い事先、教会でもパーティーがあったりで、もうぐったり〜。プンプン

 

やっと一息つく頃には、お雛祭り、終わってたりして。

 

 

で、本来は、"3月3日にお祝いしたら早々に片付ける、ずっと出しておくと嫁入りが遅くなる"、なんていいますけど、そこはイタリア式で、クリスマスツリーをすぐ片付けないのと同じように、しばらく出しておこうと思います。

 

 

 

 

 

ところで、私自身のお雛様はどうなったかというと…

 

その昔、元祖断捨離の母が、「あなたももう外国に行っちゃったんだし、もう要らないでしょ」といって、あっさり捨ててしまおうとするので、せめて、お雛様と御代理様だけでもと、大事にイタリアに持って帰ったのでした。

 

このお雛様、小さくて、本当に可愛いらしい顔をしているんですよ〜。ラブ

 

 

 

 

 

残りの三人官女や五人囃子の運命はどうなったかというと、当時日本に留学していた骨董大好きなイタリア人の友人が、間一髪でもらっていってくれました。おねがい

 

今でも彼女の実家のカタンザーロにあります。

 

 

でも、彼らを離れ離れにしてしまったこと、実はとっても後悔してます。ショボーン

 

 

おまけの写真

 

 

お雛様セットについていたオルゴール。

娘、ちっちゃーい!爆  笑

 

 

後記

 

ひょえー、訂正とお詫びです!

 

「お内裏様とお雛様」っていう言い方間違ってるで〜って、お友達が教えてくれました。

 

内裏とは、天皇が儀式や執務を行う場所のことで、そこで天皇の結婚式が行われ、その様子を再現したのがお雛人形なので、お内裏様」というのは「天皇皇后(男雛と女雛)両方のことを示す」んだそうです。

 

だいたい『うれしいひなまつり』の歌詞の中に「お代理さまとお雛様 二人並んですまし顔~」っていうのがあるからいけないんですよねえ。笑い泣き

 

ひとつ、勉強になった今年のおひな祭りでした!