10月3日
総社市を探検しました。
(豆知識)
総社市は、岡山県の中南部にある市で、総面積の約3分の1が山地です。
吉備の国に異国の王子が舞い降りた。
名を温羅(うら)といい、身長約4m、両目は虎か狼のようにらんらんと輝き、
髪や髭はぼうぼうとしていて、性質は極めて凶悪。
温羅は備中国新山(総社市奥坂) に居城を築き、
西国から都へ送る貢物や婦女子をしばしば略奪したり、
気に入らぬ者は大きな鉄の釜(=鬼の釜)で煮て食べたりしていたことから、
人々は温羅を「鬼神」と呼び、その居城を「鬼ノ城(きのじょう)」と呼んで恐れていた。
鬼の釜がこちらです。
鬼の城(きのじょう)で鬼のポーズ♪
西門!かなり現像的に見えますが、霧がすごかった。。。
総社の町を一望できるそうです。真っ白~。
温羅の悪行にたまりかねた人々は大和朝廷に温羅退治を申し出る。
さっそく武将が送り込まれたが、温羅は神出鬼没にして変幻自在。
武将はことごとく敗れ去った。
そこに白羽の矢が立ったのが、武勇に優れた五十狭芹彦命(いさせりひこのみこと)
(吉備津彦命)。
一度に二矢を放ち
一本は温羅の投じた岩とぶつかり落下した。
吉備津神社から命の放った矢は、
鬼ノ城から温羅が投げた岩と空中でぶつかり合っては落ちた。
矢と岩が落ちた場所と言われているのが、
吉備津神社と鬼ノ城の中間地点にある矢喰宮やぐいのみや(岡山市高塚)。
ここにはその時ぶつかり合って落とされた弓矢が祀られていると言い伝えられている。
矢喰神社!温羅が投げた岩??がごろごろありました。
もう一矢は命の狙い通り、温羅の左目に命中。
温羅の目から吹き出した血潮は血吸川(総社市)に流れ、
下流の赤浜まで真っ赤に染めたという。
川の名前だけど少し不気味です。
温羅は鯉に化けて血吸川に逃げ込んだ。